気がついたらあっという間に新年を迎え、1ヶ月が過ぎようとしています。
年末に、オランダに来てから1年を迎えました。
ここまで長かったような短かったような。
年末年始
年末年始はロックダウン中でしたが、食べたいものを作って食べたり、読みたかった本を読破したりして、ゆっくり過ごすことができました。
大晦日の夜は、昨年と同じくご近所さんと年越し。この時は家に2人まで招いてよかったので、ルールを守りながら。
彼らの家のバルコニーから年越しの花火(今年は禁止されてたけどやっぱり多少は打ち上がった)を眺めたのは忘れられない思い出。
去年は時差ボケで爆睡だったからな…😅
周りは学生寮なので、若者たちが楽しそうにカウントダウンして、記念撮影してる姿がきらきら眩しくて、羨ましい気持ちになりました。
ちょうど1年前、同じように彼らの家に招かれて過ごしたのですが、まだオランダに来て日も浅く、時差ボケもあるわ英語も話せないわで、とても緊張していたのを覚えています。
去年の夜もたのしかったし、どんな話をしたかも覚えてるのだけど、あの時の私は本当に英語の話し方が分からなくて、冗談抜きでyes/no/oh,really? しか言えずに悔しい思いをしたのを鮮明に覚えてます(笑)
2020年は幸か不幸かコロナの影響で家にいる時間も増えたので、英語の勉強に費やせる時間が想像以上に確保できたのはうれしい誤算だったかな。
細々と頑張った甲斐もあり、今回の大晦日の夜はずいぶん話せました。
もちろんまだまだへっぽこ英語ですが、yes/no/oh,really? からは脱却できた!笑
学生時代に逃げてしまった英語学習の楽しさに改めて気がつき、使うアテはないけどライフワークのようにこれからも勉強を続けようと決心しました。
英語が分かると見える世界、得られる情報が飛躍的に広がることがわかったし、何よりできなかったことができるようになるのが純粋に楽しい。
帰国したら仕事に復帰するから忙しくなるけど、それでもなんとか続けたいな。
年末年始は、ロイヤルデルフトの自宅用ワークショップキットを買って、ペイントにもチャレンジしました。
青い絵の具で線をなぞって塗るだけだけど、なかなか難しくて、でもかなり楽しめました。
息子が寝た後、夫と一緒にやったら結構盛り上がりました。
クリスマス飾りが正月飾りと素材が近いことに気がつき、新鮮な松を買い足して、即席正月飾りも作ってみました。
かなりヘタクソだけど、初めての割にはいい感じなのでは?…という自画自賛。
素材が大量過ぎて合計3つも作りました。
家中がヒバの香りに包まれ、森林浴みたいで癒されたのもつかの間、夫がニラ料理を作ったので一瞬でかき消されました…笑
オランダでは、ネコヤナギも手に入ります。ふわふわしてかわいい。
余り物を棄てるのもはばかられて、適当に花瓶に生けたらまあ悪くない感じに。
スイス土産の牛さんが偶然今年の干支になりました。
チューリップの日
年が明けてからは、どこにも出掛けられず、特に大きな変化もなく日々を過ごしてますが、去る1/16(土)はNational tulip dayだったそう。
この日から公式にチューリップシーズン到来ってことらしいです。
本来ならアムステルダムで、チューリップを無料で配るイベントがあってそれがまたかなり盛況なのだとか。今年はもちろん中止です。
住んでる町では特に何もイベントはなかったけど、とりあえず市場でチューリップを買ってきて、春の訪れを感じてみました。
はぁ〜ほんとに癒し。
去年のロックダウン中もどれだけチューリップの明るさに救われたか分かりません。
このロックダウン中も花屋は閉まりませんでした。生活に必要不可欠な店として分類されてるんですね。花のおかげで暗い冬のロックダウンもいくらか明るくできました。
残りのオランダ生活、花を絶やさずに過ごしていこうと思います。
ロックダウンはなかなか思うような効果が表れず、つい先日、家に招いていい人数が大人は1日に1人になり、夜間外出禁止令まで導入されてしまいました。
この週末は、コロナ対策への反対デモが過激化して暴動と化し、とんでもないことになっていました。警察とたたかって鬱憤を晴らしてる側面が強いみたいです。
私の町はチラッとバイクが燃やされたりしていましたが、アムステルダムやアイントホーヘンはひどい有り様。逮捕者が200人以上出てるとか。
早く春が来て、ロックダウンが解除されて、こんな負のスパイラルから一刻も早く抜け出せることを祈るばかり。。
なんだか暗い話題で終わってしまった(笑)
2021年もいい一年になりますように。