Tulip Diary

Tulip Diary

1児の母の取りとめもない日々の記録。オランダで暮らしていた時の日記も少々。

オランダの食卓から|サバの燻製

別に料理上手でもグルメでも何でもないですが、家の時間が長いので楽しみや発見が食に偏りがち。オランダでの食生活について、色々と情報収集していて行き当たったものの1つがサバの燻製。

アルバートハインのお魚コーナーでも売られていて、今までチラチラと視界に入ることはあったけど、自ら進んで買おうと思ったことはありませんでした。

でも美味しいと書いている日本人の方が多くいらっしゃって気になったので、先日初めて購入してみました。

 

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まるっと1尾で、€4弱。とてもお手頃価格。

北海で獲れるサバは、日本のものより脂も乗っていて臭みも少ないんだとか。その前情報に期待が高まります。

 

燻製なのでそのままでも十分美味しく頂けそうですが、今回は炊き込みご飯にしました。

 

▼参考にしたのはこのレシピ。

cookpad.com

 

せっかくなので、軟水で昆布出汁を取るところからやってみました。

水1ℓに日高昆布10gを入れ、まずは30分ほど水に浸けて、その後中火に近い弱火で沸騰直前までクツクツ温めます。

蓋を開けると、あらビックリ!

今までと明らかに違う、昆布出汁のいい香りが湯気と共にふわっと顔を包み込みました。なんと形容したらいいんだろう…とてもまろやかな甘みのある匂いと言えば近いかな…。

水道水で出汁を取ってた時はこんないい香り全然してこなかった…!今回ばかりは、鈍感な私でもさすがに違いに気がつきました。やはり和食は日本の山々が恵んでくれた軟水で作ってこそ、あの奥深い味わいが出せるのだと身を持って知りました。水や素材の相性をきちんと知ることは大事だと、とても勉強になりました。

 

炊き込みご飯に話を戻します。

洗っておいたお米とめんつゆ、生姜、先ほどの昆布出汁を規定の線のところまで入れて、少し浸します。

サバの燻製は、とりあえず半分に切って、頭側だけ一緒に炊くことにしました。

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炊き上がったら、サバを取り出して身をほぐします。息子も食べるので小骨を注意深く取り除きました。

ほぐした身をご飯に入れて、しゃもじでよく混ぜたら出来上がり!(今回はネギなし)

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ほぐすのだけめんどくさかったですが、思っていたよりずっと簡単に炊き込みご飯ができました。

そしてかなり美味しかったです。息子もお代わりをするほど気に入ったご様子。

 

サバの燻製はそのままお醤油とかつけて食べても美味しいですが、炊き込みご飯にしてしまう方が私たちは好みでした。

マヨとかつけてサンドイッチにしても美味しいかもしれない。想像が膨らみます。

 

 

サバの燻製、この度わが家のスタメン入りが決定いたしました。