Tulip Diary

Tulip Diary

1児の母の取りとめもない日々の記録。オランダで暮らしていた時の日記も少々。

子どもを信じて任せてみること

息子は赤ちゃんの頃から人見知りがなく、成長してからも相変わらず物怖じせずに他人と話せるタイプの子です。

しかも、最近ではただ話しかけるだけじゃなく、ちゃっかりお願いしたり、交渉したりして、希望を叶えることもしばしば。

 

先日の昆虫館でもクワガタに触らせてもらう時、

自分からボランティアさんに声をかけて触らせてもらっていました。

「恥ずかしいからママが言って」というのがあまりないタイプです。

 

更に驚いたのは、イモリの餌やりとゲンゴロウの餌やりまで自分で交渉してやらせてもらっていたこと。

 

私は人に聞いたり交渉することが大の苦手なので、

おそらくパパの後ろ姿から学んだのだと思います。

 

私は餌やりまで体験させてもらえるとは思っていなかったので、さらっと交渉してやりたいことをやってのける息子の様子に感心してしまいました。

 

 

近頃「〇〇しちゃダメ」っていう禁止事項とか注意事項の貼り紙とかがやたら多い気がしていて(昔より増えてる気がするのは気のせい…?)、

「やってOK」と書いてないことはやっちゃダメなんだろうなと先に考えてしまう…いや、下手すると、やろうとすら考えない、思考停止に陥りがちな気がするんです。

現に自分にはそういうところがあるなと日頃から反省する場面が多くて。。

 

大人は『ここまでしか無理』とかつい考えてしまいがちですが、

それって子供の可能性を狭めてしまうよな…と当たり前のことに気付かされました。

 

ルールにないことでも、

大人の常識からすると周りの視線が不安になることでも、

こうして子供が純粋な好奇心から、本人なりに考えて大人と交渉して成立させられるなら、それはとても貴重な学びの機会だよなと息子の姿を見て考え直しました。

ダメと断られるのも、また学びのひとつだし。

 

…そしてそれは大人の私にも言えること(汗)

 

非常識にならないよう塩梅には注意が必要ですが、

常識的な範囲で今後も自分で交渉できる機会を奪わないよう気をつけていこうと思ったのでした。