Tulip Diary

Tulip Diary

1児の母の取りとめもない日々の記録。オランダで暮らしていた時の日記も少々。

オランダで子育て|公園三昧、牧場三昧

オランダは再び感染者が急増し、新たな対策が打ち出されました。

アムスなどの大都市への移動制限も出され、わが家は予定していたお出かけを諦めることにしました。楽しみにしていたので残念ですが、健康には変えられません。オランダ国内でまったり芸術の秋を満喫…というのもなかなか難しそうです。

揺れに揺れていたマスク論争もようやく決着がつき(?)、政府から公共施設内での着用が強く推奨されることに。これ以上悪化しないことを切に願うばかりです。

 

私自身も近頃はあまり数値を追わなくなり、少し気が緩んでいたので、また気を引き締めて過ごそうと思います。

 

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さて、9月も瞬く間に過ぎ去り、今日から10月。

爽やかな秋晴れが続いた9月は、平日もアクティブに過ごしておりました。

 

連日、公園の新規開拓。

最近は息子も遊具で遊ぶのが上手くなってきたので、私自身のお散歩も兼ねて、街中にある公園を色々開拓していました。

 

小さな街なのに、最低限の遊具だけが置かれてる小さな公園から緑の整備された大きな公園まで、数も種類も豊富にあり、制覇しようと思うと意外と忙しい。


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朝イチで行くと貸し切り状態のことが多くて、のびのびと遊んでます。

この日は孫を連れたおばあちゃんと一緒になり、少し立ち話もしました。

お孫さんと栗を拾っていて、紐でつなげて飾りを作るのよと教えてくれました。(オランダの栗の木はそこら辺に生えていて、道端や公園にゴロゴロ落ちてます。オランダ語だとkastanjeって言うんだって。)

 

オランダでは、平日おじいちゃんおばあちゃんが孫のお守りをしている光景をよく目にします。共働き率が高い国なので、こうやって周囲の力も上手く借りながら手のかかる時期を乗り切ってるのかな。

 

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こんな風に池まで整備されたきれいな公園もよく見かけます。

知り合いの日本人ママさんに誘ってもらって一緒に遊んだ日もありました。9月に入ってから少しずつ日本人ママさんとの交流も生まれてきていて、嬉しい今日この頃。

息子も他の親子と一緒に遊ぶのが楽しそうです。他の子の動きを見て、遊具の使い方もめきめき上達してます。人見知りもすっかりおさまり、他の子が後退りするレベルにまで復活してきました。

 

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自転車をこいで近くの森まで行く日もありました。

 

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森の中にはこんな立派な公園もあります。こちらは有料。

充実した遊具はもちろん、人工の立派な川と砂場もあり、夏場は水遊びに打ってつけの場所。私たちはそのうち…と思って後回しにしていたら、すっかり季節外れになってしまいました。

しかもこの日は予想に反してあいにくの曇天で、川での水遊びはさすがに無理でしたが、それでも息子はエンジョイしてました。

 

この公園の隣には小さな牧場もあって、平日も休日も遊びに行きました。

だって牧場は無料なんだもの。

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ここは、”いつでもお好きにどうぞ”スタイルで動物と触れ合うことができます。

動物たちも人間慣れしているのか、触られても意外と落ち着いています。

 

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どんなに撫でられようとどこ吹く風で草を食べ続けるヤギさんたち。

 

息子は動物たちを見て大興奮。初めて触ったのはヤギさんでした。

初めて目にする生き物なのに、臆することなく柵の隙間から優しく撫でていました。教えてないのに、自然とできちゃうものなのですね。

 

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ウサギさんコーナーもあります。

逃げ惑うウサギを一生懸命追いかけていたら、近くにいたお姉ちゃんに「No~(そうじゃない)」と言われてました。ウサギさんにはそ~っと忍び足で近づくんだとお手本を見せてくれてました。

 

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なんと孔雀もその辺を自由に歩き回っていますが、さすがに触れません。

息子は鳩だと思っている様子。

 

地元の人たちにも大人気の場所で、私のような親子だけでなく、保育園のお散歩コースにもなっているようで、平日も結構にぎわっていました。

動物と直接触れ合う機会を作るのって意外と難しいから、こういう場所があるのが個人的にとてもありがたい。動物の動きとかニオイとか性質とか…やっぱり本や動画だけでは分からないことってあるので。。

 

小さい頃に五感を刺激する遊びをできるだけ沢山させたいと考えていたので、近所でそれが簡単に実現できるオランダって子育てしやすいなぁと、喜びを噛み締めた9月でした。

10月に入った途端に雨と風の日々で、おまけにコロナも第二波が来てしまい、なかなか外での遊びが難しくなってきていますが、作戦を練って楽しく過ごしたいと思います。

 

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