7月某日、ロッテルダムにあるブライドープ動物園へお友達と一緒に行ってきました。
ロックダウンが解除されて数ヶ月。息子は念願の動物園デビューです。
ブライドープ動物園(Diergaarde Blijdorp/ Rotterdam Zoo )について
ブライドープ動物園は、ロッテルダムにある大きな動物園。
オランダで最も古い歴史ある動物園で、なおかつヨーロッパでも指折りの美しい動物園なのだそう。過去にはベネルクスで一番の動物園に3年連続で選ばれたこともあるそうです。
ロッテルダムは、第二次世界大戦中ドイツからの空襲に遭ったために中心地に古い建物が残っていないということを最近知りました。この動物園は当時どうだったのか気になって調べてみたら、空襲の前に今のブライドープに移し、難を逃れたそうです。
さて、ブライドープ動物園は、ロッテルダム中央駅から20分くらい歩いた所にあります。
コロナ禍のせいもあり、入場券は事前購入制。
数日前に見てみるとすでに早めの時間帯は売り切れていたので、慌てて12時半の入場券を購入。購入手続きを済ませるとQRコードが発行されるので、入場時にそれを見せればOKでした。
今回お友達の分も夫が立て替えて購入したのですが、金額と口座番号を伝えた次の瞬間には携帯ひとつで即座に振り込んでもらえました。
いやはや、電子化生活バンザイ。
見どころ満載の動物園
息子も生まれて初めてですが、私たち夫婦にとっても海外の動物園は初めて。
ワクワクしながら入場して、まず目に入ったのはフラミンゴ。
初っ端から動物の自由度が高くてびっくり。檻とかに入ってない。
ペリカンも。
どうして逃げないのか本当に不思議です。
ブライドープ動物園の中は、世界のエリア別に動物を見て回れるような配置になっています。
アジア、アフリカ、北アメリカ、オセアニア、アマゾン、水族館などなど…とにかく盛り沢山。
動物のいるスペースも広くとられてる印象で、その分動物ものびのび過ごしている様子が見られます。(行ったことないけど、旭山動物園と比べるとどうなんだろう。)
イノシシ。
このお猿さん、お腹に赤ちゃんがしがみついてて可愛かったです。
くつろぐ牛
お昼寝中のレッサーパンダ(のしっぽ)
ガラパゴスゾウガメ
やっぱりゾウは外せない。
キリンもね。
ペンギンも期待を裏切りません。
シマウマは遠かったです…。
逆にホッキョクグマは近かった!
窓越しとは言え、この近さはなかなか怖かった。暑くてだれてます。
お尻しか見せてくれないオカピ。
熱帯雨林を再現した温室。
蝶々が自由に室内を飛び回っていたり、熱帯の風変わりな植物なども見ることができます。ナマケモノも見られると聞いていたのですが、お目にかかれませんでした。
アマゾンだけど、息もしづらいようなムワッとした温室内の熱気が日本の夏を思い出させるエリア。この日はオランダも暑い方だったんですが、温室の外に出たらエアコンが効いてるかのような爽やかな空気…笑 オランダはこういうところがいいよなぁ。
ライオンやトラと言った肉食動物たちは基本日陰で寝ていて、全く見えないor体の一部がすこーし見えるくらいでした。
他にもカバとか見られなかった動物がちらほら。仕方ないけど、ちょっと残念。。。
この日はコロナの影響で封鎖されてる場所も所々あり、フル稼働してる感じではありませんでした。それでも一つ一つ丁寧に見て回ってたら半日があっという間に過ぎたので、フル稼働だったら一日たっぷり過ごせる所だと思います。
疲れたら休めるレストランやカフェスペースもいくつかあったし、こんな感じ↓の巨大プレイグラウンドが屋外と屋内の2種類ありました。
子どもたちが遊んでる間大人も休憩できるスペースも横にあります。大人にも優しいエリア。
こんな感じで広い敷地を十分に生かして、来場者が楽しめる仕掛けがたくさん用意されている動物園でした。
大満足の1日
息子も広ーい動物園でとにかく走り回り、初めて本物の動物たちを見て、刺激たっぷりだったのかお昼寝も忘れてはしゃいでました。
人見知りがひどくなっていたはずなのに、お友達にもすっかり懐いて、たくさん遊んでもらっていました。2人も嫌な顔せずずっと相手をしてくれて本当にありがたいことです。。。息子も両親以外の大人に遊んでもらって、とても生き生きしていました。
ちなみに、大人がみんな英語で会話してた影響か、息子は「Hello」を習得し、この日から誰彼かまわず「あろー」と言って手を振るようになりました(笑)
とまあこんな感じで、歩き回ってヘトヘトになったけど、刺激たっぷりでとーっても楽しい1日になりました。
私も久々に家族以外と、しかも英語だけで半日過ごして、とっても心地よい疲労感に包まれました。後から思い返すと間違いだらけの英語ばかりしゃべってて恥ずかしくなりましたが、前より少し成長を感じられたので良しとします。
もう少し息子が動物のことを理解できるようになったら、また行きたいな。