Tulip Diary

Tulip Diary

1児の母の取りとめもない日々の記録。オランダで暮らしていた時の日記も少々。

オランダの幼稚園|ピューター事前面談

今日はこれから通う予定のピューター(PSZ)へ、事前面談をしに行ってきました。

 

本来なら2月1日から通う予定だったのですが、ロックダウンで閉校中。ニュースによると2月8日から再開するそうなので、来週から通えそうです。

そんなこんなで2月の始まりの日に、面談に行ってきました。

 

先方からなかなか連絡が来ないので不安になっていたのですが、1週間前にようやく連絡が来ました。

閉校中だからかもしれないけど、結構直前〜(笑)

 

ロックダウン中だけど夫も一緒に来ていいとのことだったので、家族で行ってきました。

 

とっても寒い雨の朝☔️

傘をさすほどでもない霧雨に濡れながら向かいました。

今まではこんな天気の日はとりあえず出かけるのはキャンセルして家にこもっていられたけど、これからはそれができない。いよいよ社会生活始まるのね…なんて思ったり。

 

園の雰囲気

園に着くと、オランダ人マダムが2人迎え入れてくれました。彼女たちがこの園の先生たちです。

見学はしたことがなかったので初めて入ったのですが、とってもアットホームな空間。

広くはないのですが、絵本や玩具、お絵描き用のボードが届きやすい位置に置いてあり、奥にはオムツ台や子ども用のトイレも完備。食事もさせてくれるので、シンクもありました。

狭くても、子どもの過ごしやすい環境だなとひと目でわかる雰囲気でした。

 

園の中には2人だけ子どももいました。閉校中ですが、保護者がエッセンシャルワーカーの人たちなどに限定して預かってるようです。

その子たちが園でのびのび過ごす姿が見られたのも、雰囲気を知るいい判断材料になりました。

 

面談で話した内容

最初に部屋の中をひと通り案内してくれた後、園生活についていろいろ教えてもらいました。

 

英語だったし、細かいことは理解できてない&覚えてないのだけど…

・園での過ごし方、スケジュール

・子どものオランダ語習得に関すること

・送り迎えの時間や注意点

・園で過ごしてる様子を写真や動画に撮ってsocial schools というアプリでシェアしてくれること

・3ヶ月ごとに子どもの成長具合などについて保護者面談がある

・持ち物

 

ざっくりこんな話をしたと思います。

私たちからは、夏には日本へ帰国しなくてはならないので、半年ほどの通園になる旨をあらかじめ伝えておきました。

オランダ語習得について熱心に語ってもらった直後なので、若干気まずかったですが…

 

これから通う園は、先生2人で16人の子どもの面倒を見ているそう。

コロナがなければ、最初だけ親も一緒に過ごしてよかったり、中に入って少しコーヒー飲んで子どもの様子を眺めたり、先生と子どものことについて情報を共有する時間を持たせてもらえる…みたいなことを言っていました。

でも残念ながら今はコロナ対策のため親は中に入れません。子どもに関する話は電話で行ってるそうです。

そして初登園の日も息子はいきなり1人で頑張ることになるそうで、親の私が緊張!

どうしても泣き止まなかったりすると電話で呼んでくれるそうなので、ロックダウン中だししばらくは家でゆっくり待機しておかなくてはな〜。

 

とても便利!アプリの活用

ひとつ驚いたのが、Social schools というアプリ!

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学校側からのお知らせや子どもたちの園での様子をこのアプリ上にシェアしてくれるそうです。

閉校中の現在も先生たちがせっせと動画を撮って子どもたち向けにアップしていて、とても和みます。

 

また、欠席連絡もできるとのことで、電話苦手だし助かる〜!なんて喜んだのもつかの間、先生たちは電話の方が楽だからできれば電話でお願い、とのこと(^_^;)

見た感じ50〜60代の先生方なので、こういう最新システム苦手なのもうなずけるし、子どもたちの相手をしてたらタブレット見てる余裕もあまりなさそう。

 

ふくらむ期待

こんな感じで小一時間ほどお話をして、帰宅しました。

 

思ってた以上に良さそうな環境で、とても安心しました。

 

何よりわが子が充実した設備(=玩具)に吸い込まれるように飛びつき、面談してる間、親の私たちには目もくれずにずーっと集中して遊んでいる姿に驚きました。

初めてなのでなおさら好奇心が渋滞を起こしてたんだと思いますが(笑)、それにしてもすごい集中力。

帰ってからもずっと「おともらち」「おもちゃ」と興奮気味に感想を伝えてくれました。

 

そんな様子を見て、人ってやっぱり社会の中で育つのだと実感。

ベテランの先生たちや他の子供たち、施設の設備(潤沢なおもちゃなど)から受ける刺激は家では絶対に与えてあげられない。

これから息子も、周りの子を真似ながらめきめき成長していくのだと思うと、私も今から楽しみで仕方ない。

オランダの教育を少し垣間見ることができるのも、とても興味深いです。必要はないのだけど、オランダ語を息子と一緒に覚えて、少しでも馴染んでいきたいな。

夫も同じ気持ちだったようで、帰り道は2人で浮き足立っていました。

 

願わくば日本の保育園もこれくらい安心できる園に入れてあげられるといいな〜。そのためにも保活頑張らなくては。