Tulip Diary

Tulip Diary

1児の母の取りとめもない日々の記録。オランダで暮らしていた時の日記も少々。

オランダの日常|黄金色の夕焼け

ロックダウンの規制が強化されてから、オランダはずっといいお天気が続いています。

不思議なことに、春の第一波の時も良いお天気の日が続きました。オランダ、ロックダウンになると晴れる説…。

 

悔しい気持ちもありますが、ただでさえ楽しみが少ない状況なので、お天気がいいのはやっぱり嬉しい。他国のように完全ロックダウンではない有り難みを感じます。せっかくのお天気なので、先週末はサイクリングやお散歩を楽しんできました。

 

今回も夫はOV-fietsをレンタルし、まずは隣町の大きな公園までひとっ走り。

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こんなに広くて、ひと気も少ない自転車道を気持ちよくサイクリング。

何度も紹介してますが、ひとたび街を離れればこんなに開けてしまいます。オランダでは住宅不足が深刻だと聞きますが、こういう長閑な郊外にも家が乱立してしまう日が来てしまうのでしょうか。。

 

さて、目的地の公園は「隣町」と言っても20分くらいの距離なので、あっという間に着きました。

 

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うーん、太陽が低くて眩しい。

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私たちの他に2、3組しか見かけませんでした。

雨は降ってなくても朝露で原っぱも遊具も濡れていて、靴がびしょびしょになってしまいました。

 

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午前中だというのに、なんとも哀愁の漂う眺めです。

晩秋…いや初冬?になり、やはり夏に比べて陽の力が少し弱まった感じがします。春や夏の日差しが恋しいけど、季節が巡ることが分かっているので、こんな秋の眺めもしみじみと趣き深く、愛おしく感じます。日本の秋にもこんな景色あったかな。思い出せないな。

 

オランダは街と緑の共存が理想的な配分だとつくづく感じます。どちらも程々が好みな私には、本当に暮らしやすい。

 

夕方は、以前スキーダムに向かう時に通った道を用事ついでにサイクリングしてきました。

日が傾き始める頃に家を出発。

普段はほとんど外にいない時間帯なので、とても新鮮に感じます。

 

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辺り一面、黄金色の夕焼けに包まれた田園風景がとっても綺麗で息を呑みました。

わざわざ止まって写真撮影。

記念撮影してるカップルもいらっしゃいました。

 

雨風が強い日の方が多いオランダの秋だけど、天気のいい時はとことん美しい。

実際に暮らしてみて、そんなオランダの秋がとても好きになりました。

 

来年の今頃は日本に帰国していて、もう簡単には見られないのかと思うと、寂しいなぁ。