今日はオランダの水の話でも。
オランダの水質は硬水。
日本の軟水と比べ、どのくらい生活に影響が出るのか気になっていましたが、2ヶ月半暮らしてみた感想は『多少違うけど、あまり気にならない』です。
最大の違いは、カルキ
この石灰質が特徴的で、シャワーや水道周り、食器なんかに白く残りやすいです。
食器に残る白い斑点、見た目が気持ち悪くて私はこまめに拭いてます。
シャワーや水道回り、洗濯機などのカルキ汚れはこまめに掃除しないと頑固な汚れや故障の原因になるので、こちらのスーパーやドラッグストアにはカルキ除去剤が豊富に揃ってます。
お風呂場には、カルゴンというカルキ除去専用の洗剤を使ってるんですが、私はニオイが苦手で掃除がちょっと憂鬱。。
料理、飲料
- 水道水が飲める(大人のみ)
- 料理全般では特に不便は感じない
- 肉料理をするとアクが出やすい
- 緑茶を淹れてしばらく置くと、茶色くなるのが早い気がする…
オランダのミネラルウォーターは買うと高いので、大人は水道水を飲んでます。
オランダ人も飲んでるし、私たち夫婦も何も気にせず飲んでますが、硬水の味が苦手な方はBRITAという濾過装置付きのボトルを使う方法もあるみたいです。
日本だと関東に硬水の地域もあるらしいので、私たちは知らず知らずのうちに耐性ができてたのかな…?
ちなみに夫の話によると、オランダ人の中にはトイレの水道で水筒に水を入れてる人もいるそうです(笑)
だって同じ水でしょ?って感じみたい。
た、たしかにそうだけど…カルチャーショック笑
1歳の息子にはSPAという軟水のミネラルウォーターか、水道水で麦茶を煮出して飲ませてます。
SPAに関しては、裏面に赤ちゃんOKのマークがついてるので、安心して飲ませてます。
肉料理のアクは、とにかくごっそり出るので取らないと料理が大変なことに。でもそのおかげか臭みもなく、あまり重たさも感じません。
料理にまつわる硬水と軟水の違いについて気になって調べてみたら、こんな説明を見つけました。
「軟水・硬水」を使い分けて料理の味をワンランクアップ | ウォータースタンド株式会社
お出汁の事とか全く気づきませんでしたが(笑)、水の違いは料理にも影響するのですね〜
シャワー
- 肌荒れは特になし
- 髪への影響は少しパサつくくらい
- シャンプーの泡立ちの違いはよく分からず
来る前にネットで調べたら、髪がゴワゴワになってしまう、肌荒れした、シャンプーが泡立たない…などの情報を見かけ、心配していたのですが、髪が少しパサつくかなぁ?というくらいで、今のところどれもあまり実感してません。。
泡立ちに関しては、洗顔フォーム以外のシャンプーやボディーソープはオランダで購入したからかもしれません。
ちなみに、息子のデリケートなお肌への影響だけは心配で、bol.comでシャワー用フィルターを買ったのですが、その効果も正直よく分かりません…笑
洗濯
- ゴワゴワに仕上がる
- 洗剤を分ける必要がある(特に白い衣類)
ゴワゴワするのは、柔軟剤を使ってもあまり変わらないという意見もよく見かけるので、面倒だし使ってません。諦めてます笑
また、硬水の影響で白物が黒ずんでしまうので、白物には漂白剤入りの専用洗剤を使う必要があるんだとか。
冬の間はあまり白物がないので出番がありませんが、夏になったら活躍しそうです。
一つ言えるのは、硬水の影響もあってオランダの洗濯機だと服が傷むのが早そうなので、気兼ねなく洗える服(ユニクロとか)をメインで着た方が良さそう。
こちらのクリーニング事情もよくわかってないし、子育て中で汚れやすいし、洗いにくい服は封印します!
以上、オランダのお水の感想でした。