Tulip Diary

Tulip Diary

1児の母の取りとめもない日々の記録。オランダで暮らしていた時の日記も少々。

少しずつ再開しようかな

随分時間が経ちました。

 

もう帰国したし、終わろうと思っていたこのブログですが、また続けてみようかな、と思い始めました。

 

帰国してから半年が経ち、仕事もリズムがつかめるようになってきて、心に少し余裕ができてきたからかもしれません。

オランダの思い出を振り返ったり、いま起きてること、感じたことを書き残したい気持ちがまた沸き起こってきました。

 

 

続くかわからないけど、まずはおみやげのこととか、帰国時の保育園探しのこととか、

書いてみようかなと思います。

 

 

コロナ禍帰国体験談②(2021年8月 帰国後の隔離生活)

こんにちは。

 

間がずいぶん開いてしまいました。

そうこうしてる間に、こちらでの日常が始まり、帰国後の隔離ルールも変わっているようですが…記録のために書きます。コロナ禍の帰国体験談その2。

今回は成田到着後から。

 

水際対策の入国手続き@成田空港

コロナにかかわる入国手続きは、端的に言えば、スタンプラリーのような感じ。

いくつものチェックポイントを回って指定の書類を見せたり、検査をしたり、隔離に関する諸々の説明を受けます。閑散とした成田空港の建物内をぐるぐる歩き、私たち家族は計4時間くらいかかりました。

 

多くの方がアドバイスしているのを見かけますが、クリアファイル必須。

同じ書類を何度も何度も、人数分確認されるので、すみやかに出せるように準備しておくと便利です。

 

前述のとおり長丁場なので機内で配られる水も飲み干さずにとっておくといいと思いました。

 

そして、なによりも子連れの方は子どもを飽きさせないための対策をしっかり考えておいた方がよさそうです。

フライト中ですら大変なのに、降りてから4時間…。気分転換のために遊びたくても、自由に走り回れる場所もゼロ。

閑散としていて静かなので、子どもが騒ぐと目立って、気を揉むし…(周りの方たちだって疲れてますからね…)。わが家もおもちゃや食べ物、YouTube…とにかくあの手この手で対応しました。

 

それにしても、この水際対策。

スタッフたちも、マスクや消毒液、場合によってはゴーグルや手袋など衛生面での対策は徹底されていて、オランダとは真逆のスタンスで感心しました。

その一方で不安に思ったのは・・・係員多過ぎ。

乗客の多い便では必要な人数なのかもしれませんが、私たちの時は余ってる人員多すぎて、ルートの誘導に3人くらい寄ってくる場面が何度もありました(笑)

 

係員の対応も、最初から最後まで過剰なまでに親切で丁寧で、なんとも日本らしいと感じた時間でした。

 

 

隔離期間

隔離ホテルへ

所要時間4時間の手続きを終え、ようやく隔離ホテルへ移動。

私は成田空港近くの東横インでした。

 

ホテルの部屋の割振りについては、あの4時間の間に、担当の女性が近づいてきてササっと要望を聞いてくれるタイミングがありました。

 

結果、広くて見晴らしのいい部屋をあてがってもらえて大変助かりました。

 

子連れでの3日間強制隔離

2歳児とのホテルでの隔離。

特に不安だったことのひとつでしたが、蓋を開けてみるといい面もありました。

それは、3食付きで家事もしなくていいので、ゆっくり疲れを癒せるというメリット。家事を気にせず過ごせるので、子どもの相手にだけ集中できました。

 

反対に困ったのは、子どもの食事とひどい時差ぼけ。

離乳食はありましたが、幼児向けの食事は特別な用意はないため、大人と同じお弁当を頼みました。でも、オランダで育った息子にとっては食べ慣れないものばかりだし、味付けも大人向きだしで、白ごはん以外全く食べてくれませんでした。

ホテルの人にコンビニでの買い物を頼むことはできたので、食べてくれそうなものを頼みましたが、警戒してるのか、ほとんど食べてくれませんでした。

お菓子やヨーグルトだけで食いつないでいたような状況で、この3日間で少し痩せてしまい、大変でした。。

 

全体的にストレスは少なくゆっくり過ごせましたが、食事のことも考えると3日以上の隔離は厳しかっただろうと思います。

 

その後は、自分たちで押さえたAirbnbの部屋で残りの隔離期間を過ごし、新居に移りました。

隔離明け、念のためセルフテストをやっておこうかと思ったんですが、日本だと3,500〜4,000円もして諦めました。オランダは300円くらいで買えたので、持ってくればよかったです。。

 

コロナ禍の帰国体験談①(2021年8月 オランダ-日本)

更新が滞りすぎてて何から書けばいいか分からないので、とりあえず帰国体験談から記録してみます。

帰国したのは8月上旬です。

 

 

帰国前の準備

今回は、通常の準備に加えてコロナ関連の事前準備が必要でした。

  1. PCRテストの陰性証明
  2. 質問票の記入とQRコードの発行
  3. My SOS(日本政府指定の追跡アプリ)のダウンロード

 

1. PCRテスト

coronalab.euBetrouwbare Coronatest | Testen voor reizigers | Coronalab.eu)のデン・ハーグ支店で受けました。

Facebookの日本人コミュニティで利用者が多く、数ある検査方法の中でも確実に日本政府指定のフォーマットに対応してくれそうなことと、自宅からのアクセスの良さが決め手となりました。

 

日本の水際対策は、日本人でも些細な不備で出発した国に追い返されるという事例が何件か相次いでいました。

既に変更されてることなので詳細は省きますが、急なアナウンスだったにも関わらず、日本国籍保有者ですら追い返す容赦ないやり方に、多くの在外邦人が戦慄したはず…。個人の責任で片付けるにはちょっと重たい出来事でした。

そのため、『日本側のルールを間違わないこと』は個人的に一番怯えているポイントだったのです。

 

長くなりましたが、とにかく日本側の指定に確実に沿ったものを用意するのが重要でした。

夫と一緒に厚労省や在蘭日本大使館のウェブサイトを読み込みました…。

幸い、私たちが帰国する頃には、情報も行き渡り、オランダ側も日本側もやり方が確立、安定してきていたので、最終的にはスムーズに用意できました。

無事入国するまではとても緊張しましたけどね…^^;

 

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わが家は、coronalabで出国の2日前の朝イチで予約して検査を受け、翌日(出国の前日)に書類を受け取りに行きました。

検査結果自体は、その日中にメールで連絡が来ました。陽性だと全てのスケジュールが台無しになるので、早めに陰性結果が聞けたのは安心材料のひとつになりました。

 

乳幼児の陰性証明については、万全を期して2歳のわが子にもPCRテストを受けさせました。

「なくても大丈夫だった」という体験談をFacebookで何件も見かけたのですが、ダメだった時が怖かったので。

わが子は全く泣かず、しかも終わった後にアメをもらえたので、PCRテストがとても気に入ったようです(笑)

 

2. 質問票の記入と3. My SOSのインストール

これは出国前日までに済ませて正解でした。

質問票のQRコードは、スキポールのチェックインカウンターで確認されます。

MySOS(追跡アプリ)は、成田空港のWiFiが弱かったのでインストールに時間がかかりそうでした。それに成田到着後は書類の確認や隔離期間の説明などで時間をとられるので、できる事は先に済ませておくのが大事そうです。

 

フライト(スキポール〜成田)

オランダ時間の14時発の便。大きな遅延もなく飛びました。

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乗客は少なめで、噂通りかなり空いていました。離陸までは指定の席に留まり、離陸後は自由に移動してOKと言われました。

座席を広々と利用できたおかげで、息子のストレスも軽減でき、予想よりもはるかにご機嫌でおとなしく過ごしてくれました。この状況にはとても助けられました。

 

機内のサービス

機内のサービスは、通常から若干省略されていることもあったようですが、(覚悟していたからか)特に不便も感じず、快適でした。

以下、覚えている内容です。

  • 最初に、除菌シートや消毒ジェルのセットが配られる
  • 子ども用のプチギフトがもらえる
  • ペットボトル(小さめ)が合計2回配られる
  • 飲み物(コーヒーなど)のサービスは合計2回ほど
  • 機内食は2回(夕、朝)
  • 夜食の時間に2回ほどブラウニーが配られる
  • 飛行中に、コロナ用の入国書類(1人1枚)が配布される(※)

 

KLMの客室乗務員さんは変わらずフレンドリーで丁寧な対応で安心でした。

乗客が少ない分、いつも以上に丁寧に対応していただけた気がします。

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▲子ども用のプチギフト。中には塗り絵セット、カードゲーム、首から下げるストラップ、crew(乗務員)シールが入ってました😊

わが家の2歳児もしっかり惹きつけられてました。

 

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機内食。キッズメニューもありますが、オランダらしくかなりシンプルです(笑)蓋の部分がゲームになってるので切り離して遊べます♪

 

 

備考

ちなみに、機内で渡されたコロナ用の入国書類は、使いませんでした

空港で提出しようとしたら、バージョンが古いので今は使っていないとのこと(笑)

いや、確かに「2020年11月版」って書いてあって少々引っかかってたんだよな…何もないよりはマシだけど、KLMの人に教えて差し上げたい(笑)

 

 あと、機内で配られる水は、着陸後のために一本は確保しておいた方が良いと思います。

成田到着後は長丁場になりますが、水を購入できるポイントはなかなかありませんでした。

 

また、小さいお子さん連れの方は、ベビーカーは手荷物か搭乗口直前で預かってもらった方がいいです。(もはや常識だと思いますが…。)

成田到着後、コロナの水際対策の関係でかなり歩くので。

 

以上がフライトまでの体験談です。

長くなったので、成田到着後以降のことは、別記事で書きます。

帰国しました

更新が途絶えていましたが、8月の上旬に帰国しました。

 

最後の数ヶ月は、コロナの規制も少しずつ緩和されたおかげで思い出作りに勤しむことができました。

 

これからまた忙しくなるけど、少しずつ思い出もまとめられたらいいなと思ってます。

 

今はとりあえず疲れを癒しながら、隔離期間を乗り切ります。

 

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雑記|生理用品のアップデート〜オランダでの生理用品〜

休職期間中、時間に余裕があるうちに試したかったことの1つが生理用品のアップデート。

 

ずっと使っていた紙のナプキンには元々不満が多くて、蒸れて痒みが起こったり、においが嫌だったり、ゴミの処理もめんどくさかったり…デメリットだらけ。オーガニックコットン製ってのも付け焼き刃な感じがあるよなぁと懐疑的。おまけに環境にも悪いし、誰も得してないじゃん!と常々思っていました。

 

そしてオランダで暮らすことになったのは、生理用品を変えてみるひとつの大きなきっかけでした。

紙ナプキンの品質はやっぱり日本が一番で、オランダでも買えるけど使い心地は微妙…という噂を聞いていたので、オランダで買わずに済む方法はないかと渡航準備の際に考えました。

(ちなみにオランダの紙ナプキン、機会があり実際に使ってみましたが、可もなく不可もなくという感じですが、日本製の方が肌触りは圧倒的に良かったです。)

 

そこでまずたどり着いたのは、布ナプキン

いきなり月経カップに挑戦する勇気がなかったので、紙ナプキンと形態が近い布ナプキンから試してみることに。

まず、ビギナーセットでおためし。

よさそうだったので、数枚買い足し。つけ置き洗い用のアルカリウォッシュもまとめ買いしておきました。

(これはオランダへ引っ越す2、3ヶ月前くらいのできごと。結構ギリギリの思いつきでした^^;)

 

布ナプキンの不満点

紙ナプキンよりはるかに肌触りもよくて、吸水力もあるのか横漏れもなし!最初のうちは気に入っていましたが、だんだん不満点に目がいくように…。

 

  • 手入れがめんどくさい
  • 外出先での交換がハードル高め
  • かさばる
  • (においが気にならなくなると聞いていたけど)結局においは気になった

 

今は休職中で、しかもコロナ禍で外出の機会も減っているので布ナプキンを扱う余裕があるけど、『これ働きながら(しかも育児つき)だとちょっと無理かも…』と私は思ってしまいました。(本当にめんどくさがり屋なもので…)

 

唯一良かった点があるとしたら、明らかにそれとわかる洗濯物が発生するので、家族に生理中だと分かってもらいやすいこと。

奥ゆかしさはゼロですが、今は調子が悪い時期だと言わずとも分かってもらえるのは助かりました。…でも最近はアプリで生理周期共有できたりするし、手入れの手間を考えると口で伝える方が100倍簡単ですね(笑)

 

月経カップにたどりつく

月経カップは海外の方が普及率が高いようですが、体格も違うし、できれば日本で買う方がいいかなぁと思っていました。

でも日本でも海外メーカーのものが売られているし、逆を言えばオランダの方が選択肢も多いかも?と思い直し、買ってみることに。

オランダだとドラッグストアの店頭でも買えますが、念のためメーカーの公式サイトから購入しました。なぜなら合わなければ返金対応してもらえるから!

 

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私が試したのは、Organic cupというブランドのもの。

メルーナとか色々ブランドはありますが、3周期分までは返金してもらえる…という理由だけで、ここに即決。


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経産婦なので、Bというサイズを買いました。

日本人の平均的な身長体重の私でもサイズ感は問題なかったです。

 

使い始めて1周期目ですぐにその楽さに感動。

経血が外に出ないだけでこんなに生活変わるのか!!といい意味でのショックを受けました。

私、この十数年かなり損してたのでは。

 

もちろん月経カップにも多少のめんどくささはあります。

  • 交換の時、絶対手が汚れる
  • 1周期ごとに煮沸消毒する必要あり
  • ゴミなどが出ないので、家族に生理中だと分かってもらいにくい

 

でも、これくらい全然我慢できる。

外出先でも、ウェットティッシュを持参したりすれば問題なく交換できました。

煮沸消毒も、数分だけの話なので苦痛に感じてません。紙・布ナプキンの処理、手入れの方がよっぽど大変だった。

 

もちろん月経カップにしてもまだナプキンゼロというわけではありません。量の多い2日目くらいは特に、薄っすら滲み出てきてしまいます。なので、お守り代わりに布ナプキンを着けていますが、終盤は無くても平気なくらい。

なんてストレスフリー!!

しかも、最近は吸水型生理ショーツという、ショーツ自体が経血を吸ってくれるスーパーミラクルな商品も普及してるそう。それを組み合わせればもうナプキンとはおさらばできそうです。

 

月経カップは、始める前は衛生面とかアレルギーとか色々不安要素はありましたが、数ヶ月試して大丈夫そうだと思えたので、これからも使い続けようと思います。

 

オランダの日常|口内炎の薬

私は元々口内炎ができやすい体質なのですが、オランダに来てからあまりできなくなりました。

 

気軽に買えるコンビニスイーツを食べなくなったり、コロナ禍で外食も減り、規則正しい生活になったからかなぁ。

…体質以前に生活習慣の問題ですね笑

 

ところが、最近また口内炎のできる頻度が高くなってきました。

先月も誤って噛んだところが悪化し、大きな口内炎に…

この頃はイースターのチョコレートやら、甘々のオランダスイーツやらを暴食する日々だったので、そうした不摂生が祟ったのでしょう…。心当たりしかない。笑

 

日本から持ってきた口内炎の薬はとうの昔に無くなってしまったので、とりあえず健康な生活を心がけてみたのですが、治るのにはそれなりに時間もかかるわけで。

しかもこの時は折悪く歯医者の予約日も迫ってたので、早く治したい一心で、オランダの口内炎の薬を買ってみました。

 

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Pyravexというやつです。

Kruidvatで隅の方に若干ほこりかぶって陳列されてました。あんまり使う人いないのかしら。

 

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箱から出してみると、遮光瓶に入った液体の薬でした。

日本は硬めのテクスチャーの塗り薬とか、パッチが主流なので驚きました。

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蓋をあけるとマニキュアみたいなハケが。

直接使うのは不衛生なので、綿棒染み込ませて、患部にトントンと付けてみました。

 

そしたら、まあしみるしみる。

膝の擦り傷に消毒液塗ってるのと同類の痛みです。

でもその分効いてる感じはあります。

もともと治りかけでしたが、治るのが早まったような…(病は気から)

 

口内炎はできないのが一番ですが、万が一できても、オランダにも薬があることがわかって安心しました。

 

雑記|英語学習のこと

必要に迫られ、英語学習を本格的に始めて早一年。

 

実感としては、一年前に比べたらずいぶん話せるようになり、そこそこ手応えを感じています。夫にもネイティブのお友達にも英語上達したねと褒めてもらえることが増えて、社交辞令とはわかっていても、むふふと喜んでおりました笑

 

この1年間、レアジョブ英会話という英会話サービスを利用していて、半年に一回の力試しテストを先日受けたのですが、その結果が出ました。

 

結論からいうと、スコアは微増(笑)

 

レアジョブのデータでは、平均やや下から平均に昇格?笑

理解力と文章力が微増したけど、それ以外はこの一年変化してない感じでした。

 

これは悔しい…!!笑

 

 

あがり症なのでこの手のテストがすごく苦手で、後からああいえばよかったなぁと思う箇所がいくつもあったのですが、評価に書かれていることは的を射てると思うことばかり。

複雑な文章や長い文章を理解したり、話したりするのがまだまだ苦手で、今回もそこを指摘されました。あと、語彙力不足。

 

自覚のあることばかりだったので、どれも図星。

感覚としては、実生活で新たに身についた語彙力が多少あるものの、基本は受験生時代に猛勉強した時の「貯蓄」をやり繰りして英会話してる感じ。

英語学習の後半はすっかりインプットをサボっていたんです。。。

なんとなく話したり聞いてるだけではやっぱり上達しなくて、地道に語彙力や文法力なんかをインプットし続けていかないとダメなんだなぁと再認識。

 

なんとなくモチベーション下がってたのですが、そこを強化していこう!とまたやる気がわいてきました。

 

最近は英会話レッスンをこなすだけになっていたので、改めて机と椅子にも向かいながらインプットの努力も続けていこうと思います。

 

まだまだ頑張るぞー!