休職期間中、時間に余裕があるうちに試したかったことの1つが生理用品のアップデート。
ずっと使っていた紙のナプキンには元々不満が多くて、蒸れて痒みが起こったり、においが嫌だったり、ゴミの処理もめんどくさかったり…デメリットだらけ。オーガニックコットン製ってのも付け焼き刃な感じがあるよなぁと懐疑的。おまけに環境にも悪いし、誰も得してないじゃん!と常々思っていました。
そしてオランダで暮らすことになったのは、生理用品を変えてみるひとつの大きなきっかけでした。
紙ナプキンの品質はやっぱり日本が一番で、オランダでも買えるけど使い心地は微妙…という噂を聞いていたので、オランダで買わずに済む方法はないかと渡航準備の際に考えました。
(ちなみにオランダの紙ナプキン、機会があり実際に使ってみましたが、可もなく不可もなくという感じですが、日本製の方が肌触りは圧倒的に良かったです。)
そこでまずたどり着いたのは、布ナプキン!
いきなり月経カップに挑戦する勇気がなかったので、紙ナプキンと形態が近い布ナプキンから試してみることに。
まず、ビギナーセットでおためし。
よさそうだったので、数枚買い足し。つけ置き洗い用のアルカリウォッシュもまとめ買いしておきました。
(これはオランダへ引っ越す2、3ヶ月前くらいのできごと。結構ギリギリの思いつきでした^^;)
布ナプキンの不満点
紙ナプキンよりはるかに肌触りもよくて、吸水力もあるのか横漏れもなし!最初のうちは気に入っていましたが、だんだん不満点に目がいくように…。
- 手入れがめんどくさい
- 外出先での交換がハードル高め
- かさばる
- (においが気にならなくなると聞いていたけど)結局においは気になった
今は休職中で、しかもコロナ禍で外出の機会も減っているので布ナプキンを扱う余裕があるけど、『これ働きながら(しかも育児つき)だとちょっと無理かも…』と私は思ってしまいました。(本当にめんどくさがり屋なもので…)
唯一良かった点があるとしたら、明らかにそれとわかる洗濯物が発生するので、家族に生理中だと分かってもらいやすいこと。
奥ゆかしさはゼロですが、今は調子が悪い時期だと言わずとも分かってもらえるのは助かりました。…でも最近はアプリで生理周期共有できたりするし、手入れの手間を考えると口で伝える方が100倍簡単ですね(笑)
月経カップにたどりつく
月経カップは海外の方が普及率が高いようですが、体格も違うし、できれば日本で買う方がいいかなぁと思っていました。
でも日本でも海外メーカーのものが売られているし、逆を言えばオランダの方が選択肢も多いかも?と思い直し、買ってみることに。
オランダだとドラッグストアの店頭でも買えますが、念のためメーカーの公式サイトから購入しました。なぜなら合わなければ返金対応してもらえるから!
私が試したのは、Organic cupというブランドのもの。
メルーナとか色々ブランドはありますが、3周期分までは返金してもらえる…という理由だけで、ここに即決。
経産婦なので、Bというサイズを買いました。
日本人の平均的な身長体重の私でもサイズ感は問題なかったです。
使い始めて1周期目ですぐにその楽さに感動。
経血が外に出ないだけでこんなに生活変わるのか!!といい意味でのショックを受けました。
私、この十数年かなり損してたのでは。
もちろん月経カップにも多少のめんどくささはあります。
- 交換の時、絶対手が汚れる
- 1周期ごとに煮沸消毒する必要あり
- ゴミなどが出ないので、家族に生理中だと分かってもらいにくい
でも、これくらい全然我慢できる。
外出先でも、ウェットティッシュを持参したりすれば問題なく交換できました。
煮沸消毒も、数分だけの話なので苦痛に感じてません。紙・布ナプキンの処理、手入れの方がよっぽど大変だった。
もちろん月経カップにしてもまだナプキンゼロというわけではありません。量の多い2日目くらいは特に、薄っすら滲み出てきてしまいます。なので、お守り代わりに布ナプキンを着けていますが、終盤は無くても平気なくらい。
なんてストレスフリー!!
しかも、最近は吸水型生理ショーツという、ショーツ自体が経血を吸ってくれるスーパーミラクルな商品も普及してるそう。それを組み合わせればもうナプキンとはおさらばできそうです。
月経カップは、始める前は衛生面とかアレルギーとか色々不安要素はありましたが、数ヶ月試して大丈夫そうだと思えたので、これからも使い続けようと思います。