水曜の夜からロックダウンの規制が強化され、今度は美術館や図書館も閉まることに。小さな楽しみが絶たれて残念ですが、もうひと踏ん張り。感染者数も一応減り始めてるので、頑張って乗り越えたいところです。
さて、部分的ロックダウンに入ってから、日々の楽しみが食事くらいになってきた今日この頃。食卓事情にも嬉しい変化があったので記録してみます。
ついに薄切り肉をゲット
どどん!
オランダに暮らし始めて9ヶ月。ついに薄切り肉を買えました。
郊外にある東方行(アジアンスーパー)の大型店でゲットしてきました。
(遠いと思っていたら、自転車やトラムを使えば意外と近いことが分かったのです。先入観で決めつけていると損しますね。。。)
これまで買えた薄切り肉といえば冷凍のものだけ。それでも特に不満はなかったのですが…
やっぱり生の薄切り肉を目の前にすると嬉しさが抑えきれない!
お鍋にしたり、焼肉のタレをつけたりして食しました。
焼肉のタレは、東方行で買ったコリアンBBQソース。
甘めの味ですがこれも美味しかった〜!
ちなみに、日本食研の焼肉のタレも売ってたのですが、なぜかこんな業務用サイズしか売っておらず。こんなにいらな〜い(笑)
それなら焼肉の本場・韓国のタレの方が魅力的😅
東方行では、多様な種類のアジア諸国の調味料が手に入るので、気軽に試せて楽しいです。
インドネシアや中国からの移民も多いので、そちら方面の食材が本当に豊富。日本にいた頃より手に入れやすいかも?
最近はこのほかにシンガポールチキンライスの専用ソースや、バクテーというスープの素を買いました。他にも気になる調味料がたくさん。
オランダでの食生活の楽しみ方の一つとして、多国籍な家庭料理にチャレンジするというのもアリだと思う今日この頃。
冷凍じゃない刺身
知り合いの日本人の方に教えていただいて、刺身用のお魚を買ってみました。
とりあえず試しにマグロだけ。
この量で1,500円以上してるので、オランダでマグロはやっぱり高級品。。
でもお味の方はバッチリでした。
以前、北海水産で冷凍の刺身用マグロを購入したのですが、解凍したお刺身はなんか物足りなくて…。
マーケットの魚屋さんでも見かけますが、買う勇気が出ず…。
やっと衛生面も味も安心して買えるお店を近場で見つけられて本当に嬉しい!
お店の中はかなり清潔で、無骨だけど優しい男性オランダ人の店員さんが対応してくれました。
地元の方に愛されてるお店のようで、行くといつもお店の外で順番待ちをしてる人がいます。(コロナなので、2人までしか入れない…)
お寿司用のお米や海苔、わさびも置いてたので、日本人や寿司の好きな方も多いのかも。
お魚を使ったお惣菜の種類も豊富で、試しに買ったマグロのタタキも絶品でした。
↑黒板の一番上に書いてあるのが、マグロのタタキ。今や"TATAKI"もワールドワイドになってるようです。
カボチャはKabochaだった
オランダに来てから困っていたことの1つが、カボチャ。
カボチャが大好きで、日本にいた頃はカボチャの煮物を常備していました。(夫はあまり食べないので、ほとんど独り占め状態)
でもあの甘くてほくほくしたカボチャをオランダではなかなか見かけなくて…。
オランダで売っている皮までオレンジ色のカボチャを買ったのですが、煮物にすると水っぽくなってしまい、全然美味しくなりません…。
他の調理法なら美味しくなるようなのですが、料理の腕に自信もないので、オランダでカボチャを食べることは諦めていました。
ところが、秋が深まると近所のアルバートハインで懐かしい緑のカボチャが山積みになっているのを発見…!!
驚いたことに名前もKabochaと書いてあるので、間違いなく日本と同じカボチャだと分かり、即決で購入。
苦労して切ると、中まで全部私の知ってるカボチャだぁ、と一人で感動。
後から調べたことによると、日本の品種は、英語でも"Kabocha squash" というそうです。
(地域差はあるみたいだけど、カボチャ全般はは英語で"squash"。"pumpkin" はハローウィンみたいなオレンジのカボチャを指すのが一般的らしいです。海外に住まなかったら多分死ぬまでpumpkin と言ってたわ…)
この日は1年ぶりにカボチャの煮物を食べました。
美味しかったけど、ちょっと失敗して水っぽい仕上がりに…(泣)
翌日、揚げないかぼちゃコロッケにアレンジしてみたら、とっても美味しくなりました。
かぼちゃの煮物のリメイクレシピ。サラダやスープ、コロッケなど7選。 | やまでら くみこ のレシピ
こんな感じで一時期オランダにいながら和食の幅が一気に広がった時がありました。
近頃はまたオランダで買える食材を色々試し買いして、食の開拓をして楽しんでいます。
その記録もまたそのうち。