Tulip Diary

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1児の母の取りとめもない日々の記録。オランダで暮らしていた時の日記も少々。

コロナ禍の帰国体験談①(2021年8月 オランダ-日本)

更新が滞りすぎてて何から書けばいいか分からないので、とりあえず帰国体験談から記録してみます。

帰国したのは8月上旬です。

 

 

帰国前の準備

今回は、通常の準備に加えてコロナ関連の事前準備が必要でした。

  1. PCRテストの陰性証明
  2. 質問票の記入とQRコードの発行
  3. My SOS(日本政府指定の追跡アプリ)のダウンロード

 

1. PCRテスト

coronalab.euBetrouwbare Coronatest | Testen voor reizigers | Coronalab.eu)のデン・ハーグ支店で受けました。

Facebookの日本人コミュニティで利用者が多く、数ある検査方法の中でも確実に日本政府指定のフォーマットに対応してくれそうなことと、自宅からのアクセスの良さが決め手となりました。

 

日本の水際対策は、日本人でも些細な不備で出発した国に追い返されるという事例が何件か相次いでいました。

既に変更されてることなので詳細は省きますが、急なアナウンスだったにも関わらず、日本国籍保有者ですら追い返す容赦ないやり方に、多くの在外邦人が戦慄したはず…。個人の責任で片付けるにはちょっと重たい出来事でした。

そのため、『日本側のルールを間違わないこと』は個人的に一番怯えているポイントだったのです。

 

長くなりましたが、とにかく日本側の指定に確実に沿ったものを用意するのが重要でした。

夫と一緒に厚労省や在蘭日本大使館のウェブサイトを読み込みました…。

幸い、私たちが帰国する頃には、情報も行き渡り、オランダ側も日本側もやり方が確立、安定してきていたので、最終的にはスムーズに用意できました。

無事入国するまではとても緊張しましたけどね…^^;

 

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わが家は、coronalabで出国の2日前の朝イチで予約して検査を受け、翌日(出国の前日)に書類を受け取りに行きました。

検査結果自体は、その日中にメールで連絡が来ました。陽性だと全てのスケジュールが台無しになるので、早めに陰性結果が聞けたのは安心材料のひとつになりました。

 

乳幼児の陰性証明については、万全を期して2歳のわが子にもPCRテストを受けさせました。

「なくても大丈夫だった」という体験談をFacebookで何件も見かけたのですが、ダメだった時が怖かったので。

わが子は全く泣かず、しかも終わった後にアメをもらえたので、PCRテストがとても気に入ったようです(笑)

 

2. 質問票の記入と3. My SOSのインストール

これは出国前日までに済ませて正解でした。

質問票のQRコードは、スキポールのチェックインカウンターで確認されます。

MySOS(追跡アプリ)は、成田空港のWiFiが弱かったのでインストールに時間がかかりそうでした。それに成田到着後は書類の確認や隔離期間の説明などで時間をとられるので、できる事は先に済ませておくのが大事そうです。

 

フライト(スキポール〜成田)

オランダ時間の14時発の便。大きな遅延もなく飛びました。

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乗客は少なめで、噂通りかなり空いていました。離陸までは指定の席に留まり、離陸後は自由に移動してOKと言われました。

座席を広々と利用できたおかげで、息子のストレスも軽減でき、予想よりもはるかにご機嫌でおとなしく過ごしてくれました。この状況にはとても助けられました。

 

機内のサービス

機内のサービスは、通常から若干省略されていることもあったようですが、(覚悟していたからか)特に不便も感じず、快適でした。

以下、覚えている内容です。

  • 最初に、除菌シートや消毒ジェルのセットが配られる
  • 子ども用のプチギフトがもらえる
  • ペットボトル(小さめ)が合計2回配られる
  • 飲み物(コーヒーなど)のサービスは合計2回ほど
  • 機内食は2回(夕、朝)
  • 夜食の時間に2回ほどブラウニーが配られる
  • 飛行中に、コロナ用の入国書類(1人1枚)が配布される(※)

 

KLMの客室乗務員さんは変わらずフレンドリーで丁寧な対応で安心でした。

乗客が少ない分、いつも以上に丁寧に対応していただけた気がします。

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▲子ども用のプチギフト。中には塗り絵セット、カードゲーム、首から下げるストラップ、crew(乗務員)シールが入ってました😊

わが家の2歳児もしっかり惹きつけられてました。

 

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機内食。キッズメニューもありますが、オランダらしくかなりシンプルです(笑)蓋の部分がゲームになってるので切り離して遊べます♪

 

 

備考

ちなみに、機内で渡されたコロナ用の入国書類は、使いませんでした

空港で提出しようとしたら、バージョンが古いので今は使っていないとのこと(笑)

いや、確かに「2020年11月版」って書いてあって少々引っかかってたんだよな…何もないよりはマシだけど、KLMの人に教えて差し上げたい(笑)

 

 あと、機内で配られる水は、着陸後のために一本は確保しておいた方が良いと思います。

成田到着後は長丁場になりますが、水を購入できるポイントはなかなかありませんでした。

 

また、小さいお子さん連れの方は、ベビーカーは手荷物か搭乗口直前で預かってもらった方がいいです。(もはや常識だと思いますが…。)

成田到着後、コロナの水際対策の関係でかなり歩くので。

 

以上がフライトまでの体験談です。

長くなったので、成田到着後以降のことは、別記事で書きます。