Tulip Diary

Tulip Diary

1児の母の取りとめもない日々の記録。オランダで暮らしていた時の日記も少々。

渡蘭4ヶ月|振り出しに戻って心機一転リスタート

ロックダウンに始まり、ロックダウンに終わった4月。

一瞬で過ぎ去ったし、ずっと家で過ごしていたはずなのに、結構いろんな出来事があった1か月でした。

 

一番印象的だったのは人間関係の変化かな。

知り合ったばかりの日本人のお友達が予定よりもだいぶ前倒しで帰国。

当初はかなり寂しかったです。

1人はかなりご近所さんだったので、直前まで引越しの荷物整理をお手伝いしていたから送り出した実感が強かったな。

2人には実際は3,4回しかお会いする機会がなかったのだけど、帰国に関する情報交換や励まし合いを頻繁にLINEで連絡していたからか、距離はぐっと縮まった気がします。

急な帰国だったから準備が本当に大変そうだったけど、2人とも無事帰国できて、検査も陰性で2週間の自主隔離もきっちり済ませて、日本で日常生活に戻れたそう。

オランダから居なくなってしまったのはとても寂しいけど、その後も連絡を取り合っているから、私もすぐに前向きな気持ちになれました。

いつかコロナが終息して、オランダか日本で再会できる日が本当に楽しみです。

 

日本人のお友達が帰国して友達のいない状況に戻ってしまったような気分になっていたけど、仲良くしてるご近所さんの存在は大きかったです。

同じアパートに住むカナダ人の若いカップルなのだけど、2人ともとっても親切で気遣いができて、彼らがご近所さんなのは幸運としか言いようがないです。

それもあって、今のもっぱらの目標は英語力の向上。

彼らともっと楽しくおしゃべりできるようになりたいし、ロックダウンが明けて移住者コミュニティに復帰した時にももっと話せるようになりたい。

語学のモチベーションは、コミュニケーションのモチベーションと比例するなぁ。

日本人が少ないのは心細いけど、優しい知り合いに恵まれて英語学習のやる気が維持できるのは有り難いです。

4月末からオンライン英会話も始めたから、5月はとにかく英語漬けの月にしたいと思います。

オランダ語ももう少し覚えて、この土地に私なりに馴染んでいきたいです。

 

あとはチューリップにも癒された月だった。

キューケンホフにも行けなくなり、近場の花屋やスーパーで定期的に買って生けてました。

チューリップってなんて明るくて愛らしい花なんだろうと心から癒されました。

園芸業界もコロナで打撃を受けてるそうなので、少しでも貢献できたかな。

いろんな種類があるけど、王道の原色のチューリップが一番好き。

もう少し上手な飾り方を覚えたい。

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ところで、この4月は観測史上最も晴れの日が多かったのだそう。the sunniest Aprilとな。

晴れてるおかげで、お散歩に行かない日でも気分良く過ごせたのはせめてもの救いでした。

本当はコロナが無い状態でこの天気を満喫したかったけど、タラレバを言っても仕方ないですね。

 

5月は打って変わって荒天で始まりましたが、少しずつ回復してきました。

オランダの自虐ネタで“R”が付く月は天気が悪い、つまり1年の3分の2は天気が悪いという法則があるそうです。

その法則通りいけば、5~8月は最高なはず。

 

ウィルスに心までやられてしまわないように、このいい季節にしっかり復活パワーをチャージしておきたいと思います!