Tulip Diary

Tulip Diary

1児の母の取りとめもない日々の記録。オランダで暮らしていた時の日記も少々。

オランダの日常|再ロックダウンとクリスマスプレゼント

12月15日から、とうとうオランダは3月以来の厳しいハードロックダウンに入ってしまいました。

最低限の買い物や近所の散歩くらいなら許されているのですが、もちろん遠出はできません。

お店はスーパーとドラックストアくらいしか開いておらず、雑貨系のお店はことごとく閉まってます。

HEMAですら生活雑貨コーナーは封鎖して入れないようにされてました。ショック。

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前回はここまで閉まってたかな?HEMAだけは開いてた気がするのですが…

息子の洋服を買い足したかったのですが、オンラインで購入するしかなさそうです。

 

こんな状況ですが、先週は晴れの日が続いたオランダの空。やはり、ロックダウンに入ると晴れる説、仮説が確信に変わってきました…(笑)

でも今週は打って変わって雨模様。

 

わが家の生活自体には大きな変化はなかったのですが、個人的にはこのロックダウンは結構ショックでした。

最近平日の空いてる時間帯にコツコツと小さな雑貨屋さんやアンティークショップを巡って、ヨーロッパ生活の記念になるようなクリスマスオーナメントを探しているところだったのです。

ただでさえ憧れのクリスマスマーケットに行けず嘆いていたのに、最後の望みを絶たれたような気持ちで本当に落ち込みました。

もう少し早くに雑貨屋さん巡りを始めていれば間に合ったかもしれないのに…と思うと、余計にガッカリしたり…。

 

…そうは言っても、落ち込んでウジウジしていてはもっともったいないので、何とか気持ちを切り替えて、楽しく過ごせるようにあれこれ考えを巡らせていました。

まあ、行き着く先は食べ物しかないんですけどね(笑)

食べ物に楽しみを見出すのにも飽きてきたよー😂

 

クリスマス当日は、市内のレストランでクリスマスディナーを予約しました。

持ち帰って家で盛り付けるテイクアウェイメニューが、コロナ禍により充実しています。

家でレストランの味が楽しめるのって子連れにはすごくありがたい!オランダは子どもに優しいレストランも多いけど、営業時間帯とか他の要因で諦めることも多いから、コロナ禍の嬉しい変化の一つです。

 

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それからグリューワインも作る予定。

キットを買ったので家で作ります。

お店のグリューワインも飲んでみたい。そのうちと思っていたらあっという間に終わりが近づいている…!

 

それから、一番嬉しい出来事がありました。

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うちのアパートの大家さんがサプライズでクリスマスプレゼントをくれたのです。

息子には、絵本とお菓子と可愛らしい人形。

 

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大人にはグリューワインとお菓子。

 

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そして心温まるメッセージカード。

 

コロナ禍で何もかもが本来とは違う状況で、ダメ押しのロックダウンで楽しみは減る一方。内心落ち込んでいたところに、こんな温かい心遣いをしてもらえて、とても励まされました。

 

日本にいた頃、東京だといろんなものが手に入るのもあって、洗練された物や価値のある物を贈らなくては…と形にこだわっていたけど、贈り物ってもっとシンプルでいいのかもと、気づかされました。

 

そして、憧れのヨーロッパでのクリスマスシーズンがこんな状況で、物欲が満たされず悶々としてましたが(笑)、なんかこの件で「まあ、いっか」と思えるようになりました。

オランダで目にしたクリスマスの楽しみ方やデコレーションのアイデアを大切に覚えておければそれでいいのかも。

 

 

話がまとまらなくなってきましたが、こんな感じで師走はあっという間に過ぎていきました。

ヨーロッパではクリスマスは日本のお正月のような期間なので、わが家ものんびり過ごしたいと思います。