Tulip Diary

Tulip Diary

1児の母の取りとめもない日々の記録。オランダで暮らしていた時の日記も少々。

渡航メモ|子どもの渡航準備(1歳児の場合)

もう遠い記憶になりつつありますが、自分の頭の整理も兼ねて渡航関連のことも記録しておこうと思います。

 

私たちは1歳の子どもを抱えての海外赴任となりました。

今回は、赤ちゃん関係の準備で成功と失敗をまとめてみました。

 

赤ちゃん連れの渡航準備でやっておいてよかった事

 

①着いてすぐに必要になるベビーグッズを第一便(夫の引越し荷物)で送る

航空便は荷物の量や重さに制限がありますし、船便は到着するまでに2ヶ月程かかります。そのため、着いてすぐに必要になるものは手荷物で持っていくしかないですが、ベビーグッズはかさばるものが多いし、限界があります。

もし赴任者と家族が別のタイミングで渡航するなら、1回目の引越しにベビーグッズを入れておくのはかなり効率がいいです。

我が家は夫が先に1人で渡航したので、夫の引っ越し荷物にオムツとミルク缶だけ入れてもらいました。結果的に、使い慣れたオムツの在庫がたっぷりあるのは物理的にも精神的にも良かったです。

もっと他の物も送ればよかったと少し後悔しているくらいです。

 

②現地で手に入るベビーグッズの調査

私は現地でどんな物が手に入るのかとても気になっていたので、夫に現地のお店でベビーグッズの下調べをしてもらいました。品質、品揃え、どこで手に入るか、価格等。

日本で大量に買って持っていくことも考えましたが、幸いオランダは心配なさそうだったので、日本から持っていくものは最低限にしました。

これをやっておいたおかげで、夫婦で現地のベビーグッズ事情が把握でき、私自身も事前に納得のいく判断ができました。

 

入れ違いで帰国される先輩ママさんからもいろいろ情報を頂くことができ、それもかなり参考になりました。

 

③息子のパスポートを早めに作る

赴任時の航空券を買うためにパスポートが必要です。航空券を早めに予約するためにも、子どものパスポートは早めに用意して正解でした。

わが子はまだ首も座らない頃に作成したので顔つきがずいぶん変わってしまっていますが、問題なく使えています。本当に5歳までこれでいいの?って逆に心配なくらいです(笑)

生後数ヶ月の赤ちゃんが一丁前にパスポートを持ってるのがなんとも言えず可愛いくて、ある意味いい記念になりました。

 

④予防接種

出国するまでに、日本の予防接種は可能な限り済ませていきました。

0~1歳は予防接種の本数もたくさんあります。

わが子は1歳になって程なくして渡航する予定だったので、1歳になってから出国までのかなり短い期間で4、5本打たなければならず、小児科で相談しながら計画的に進めました。

一気に打てるようなことを言われたのですが、本数の面でも副作用の面でも怖かったので、区から配布された資料も読み込んで日程を組みました。発熱でもしたら接種できないのでかなり綱渡りでしたが、なんとか無事に受け終えることができました。。

 

⑤処方薬を多めにもらっておく

息子は乾燥肌なので、いつも病院で処方してもらう保湿剤を使っていました。

ヨーロッパの水質が合わずに肌荒れしないか心配だったこともあり、かかりつけの小児科にお願いしていつもの保湿剤を多めに処方してもらいました。

こっちに来てから何度か乾燥がひどくなったことはありましたが、使い切るほどは荒れていません。それに成長して肌が強くなってきたのか、近頃は市販のクリームでも効果が出るようになってきました。

コロナでホームドクターにも行きにくかったので、御守りがわりに温存しながら使ってましたが、もう出し惜しみせずに使い切ろうと思ってます。

 

⑥ママ友のツテをつくっておく

幸いママ友コミュニティのツテを事前に作ることができました。

赤ちゃんなので集団生活もまだないし、外国人ママの輪にもいきなり飛び込むのもハードルが高すぎる…。だけど海外生活に情報収集は欠かせない。。

日本人は少ないエリアですが、奇跡的にSNSのグループに入れていただけたので情報交換を拝見することができてます。どれも有益な情報ばかりで、メンバーに入れてもらえただけでも有り難い…!奥様やママたちはこうやって助け合いながら世界のあちこちで生き抜いてるのですね…!

グループメンバーと実際に会う機会は今のところ皆無なのですが、何かあった時に質問できる相手がいるのは心強いです。先輩ママの存在はどこにいても本当に頼もしい。

 

やっておけばよかったこと

①現地の保育園や幼稚園のことを調べる

オランダでは2歳くらいから幼稚園に通わせることができるそうです。

でも、調べた限りでは、オランダにも待機児童的な現象があるようで、希望する園にウェイティングリストを提出する必要があるようなのです。

入園させてもすぐに帰国になってしまうので、あまりちゃんと考えてなかったのですが…ロックダウン中にますます強まる人見知りの事もあり、今となってはあの頃からもっと真剣に検討しておけばよかったなぁと少し後悔してます。

そうすればコロナになる前に見学したり、ウェイティングリストを出せたかもしれない。

少しでも考えてるなら、情報収集しておけとあの頃の自分を叱りたい!

 

②帰国後の保育園検討

これも不十分なまま出てきてしまいました。

帰国後は元々住んでた街に戻る予定はないけど、イメージを固めるためにも見学くらいすべきだったと今更ながら反省。

私たちは滞在期間も長くないので、一時帰国は基本的にしない予定。だから帰国中に見学とか手続きとかは多分できません。

オランダ生活にやっと慣れたところだけど、そろそろ帰国後の保育園のことも考え始めておかないと…

後の自分を助けるためにも事前の情報収集は大事です。

 

赤ちゃん関係の渡航準備は早めに始める

私はオランダに来るまでの約半年間ワンオペ育児だったので、本当にドタバタでした。

渡航準備は多岐に渡り、些細なことも含めてやる事が多いです。名もなき家事ならぬ名もなきTo Do List。ハプニングやトラブルも付きものなので、総じて早めの行動が吉だと改めて感じた準備期間でした。