Tulip Diary

Tulip Diary

1児の母の取りとめもない日々の記録。オランダで暮らしていた時の日記も少々。

オランダからの帰国準備|海外からの保活体験談②

また間が開いてしまいましたが、海外からの保活続きです。

 

まず、わが家の状況を再整理しておくと、こんな感じ。

1.日本に家なし

2.住民票なし

3.年度途中帰国

4.ひとりっ子なので兄弟加点なし

5.帰国後、半月で復帰(よって見学時間の確保は無理)

6.都内勤務なので、都内かその近郊の県に住みたい

 

良くも悪くも、家探しも保育園探しもゼロからのスタート。

良いように考えれば自由度の高い選択ができますが、本音は家と保育園のどちらから手をつけるべきか分からず、ちょっと頭をかかえました。

 

そんな中でとりあえず我が家が立てた方針は

  • 子育てしたいと思える場所かどうかで住む場所を選ぶ(=保育園の入りやすさは二の次)
  • まずは認証や無認可保育園を目指す。(必要であれば次の4月に認可園への転園を目指す)

です。

 

②住む場所を選ぶ

まずは郊外の住みたいエリアで見てみる

保育園の入りやすさを最優先にしないと決めたので、

子どもとの暮らしや通勤のしやすさ、お互いの家族との距離などを総合的に見て、住みたいと思えるエリアの候補を挙げてみるところから始めました。

 

オランダで住んでた場所は、いわゆる郊外の生活スタイルの町でした。

子どもと暮らすのに十分な広さの家、周囲に適度な自然と適度なショッピングエリア、そして納得のいく教育環境も整っていました。

少し足を延ばせば都市部に行けるのも便利で、本当によかったです。

 

そうした生活にとても満足していたので、日本でも似たような環境で、かつお互いの家族とも近い千葉方面の町を第一候補にあげました。

 

エリアが決まれば、次に部屋や保育園情報の収集に着手!

意気込んで情報取集をしましたが、意外な落とし穴が発覚しました。

 

 

それは、郊外の方が保育園探しが予想より大変だという事・・・

 

どうやら認可外保育園というのは、東京が特に充実していて、近隣の県ではまだそこまで数が多くないようなのです。

認可に入れようと思っても、年度途中では空きが少なく、立地のいい園はなおさら厳しそう。

(2021年当時の情報ですし、県によると思いますが、私たちの検討したエリアでは厳しそうでした。。。)

 

東京の方が待機児童問題が深刻だった分、対策も一歩進んでいるようで、認証園が増設されていたり、認可外(認証含む)に通う人への市区町村独自の補助金制度が他より整っていました。

つまり認可外(認証含む)メインで探そうとしていた私達にとっては、東京、とりわけ23区内の方が条件がマッチすることが分かりました。

 

作戦変更し、都内へ!保育園も並行して調査

ということで、私たちはここで方針転換し、都内で住む場所を探すことに決めました。

 

気を取り直して、都内で住みたい区の候補を2つリストアップ。

あまり候補を増やしてもブレてしまうと思い2つだけに絞りました。

都内の住みたい区に関しては、会社へのアクセスと子育てのしやすそうな環境が整ってるかの大きく2点で選びました。

 

そして、まずは第一志望の区の情報収集をし、望みが薄そうだったら第二志望の情報を調べることに。

 

次に第一志望の区の認可外保育園の空き状況を確認し、空きのある園を一覧化。

ここで、第一志望の区でもエリアによっては認証園の2歳児クラスに空きがそこそこあることが判明したので、第一志望の区に絞ることに決めました。

 

締切を設定して、夫婦で分担して各保育園の情報を収集。入れたいか入れたくないか等の各自でコメントを書き出し、最後にそれを参照しながら話し合い、保育園の希望順をざっくり決めました。

 

このとき同時に区の中でも住みたいエリアを、さらに絞りました。

区の中でも繁華街と住宅街などがありますし、会社へのアクセスの良さなども変わります。住むのに現実的かどうかもしっかり織り交ぜながら、保育園を選びました。

 

というわけで、結果的に、私たちは保育園と住む場所を並行して探すことになりました。

どちらかを先に決めてから順番に、と思っていましたが、大きな決定打がない限りは、両方見ながら選ぶ感じになるのかな…というのが、実際に経験してみての感想です。

 

そして、住みたいエリアと通わせたい保育園に目処が立ったところで、次はいよいよ家探し。

 

長くなったので次回に続きます!