Tulip Diary

Tulip Diary

1児の母の取りとめもない日々の記録。オランダで暮らしていた時の日記も少々。

オランダの日常|新型コロナウィルス感染拡大の真っ只中で

コロナウィルスの感染拡大を受けて、普段は滅多に来ない大使館からのメールが毎日届くようになり、facebookSNSの在蘭日本人グループのタイムラインも連日ザワついています。

オランダでも学校や飲食店などの閉鎖措置がとられ、さらにはEUも30日間封鎖措置をとるとのことで、ヨーロッパが非常事態なのを嫌でも実感します。

 

オランダに来たばかりな上に1歳の子連れなので、もともと行動範囲が狭く、感染拡大前と今の生活に大きな変化があったかと言われれば、そこまででもないのですが…

2月は移住者向けのコミュニティに週2で参加し始めたり、ミュージアムカードを使って休日に博物館めぐりをし始めていたので、3月に入ってすぐにそれらがなくなってしまったのは、ささやかな楽しみを奪われたようで悲しかったです。

 

街中は意外といつも通り…むしろゆったりとした一面も?

政府の方針が出されてから、街はどんな事態に陥ってしまうのかと心配しましたが、翌日外に出てみると、意外といつも通りでした。(電車やバスには乗ってないので、近所に限ったの話なのですが…)

春の陽気が手伝って、むしろ普段より皆さん外でお散歩を楽しまれているような。

いつもはいないはずの子供や大人たちが街中を歩き、いつもより明るく、ゆったりした時間が流れているようにさえ感じました。

でも確かにあの冬の日々が嘘のように、ここ最近日が伸びて、穏やかな晴天が続いているのです。外にいたくなる気持ちはすごくよくわかる。

オランダは桜などの春の花がたくさん咲き始めて、歩くだけでもウキウキしちゃいます。

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コロナ騒動で家事・育児の負担が減った

この騒動で唯一あった大きな変化は、夫が終日家にいるようになったこと。

学校も完全に閉鎖され、カフェも開いていないので、自宅で勉強せざるをえない状況なのです。

そしたらなんと、ありがたいことに夫が家にいるおかげで家事と育児の負担が減っています。

もちろん勉強を優先してもらっているのですが、どこにも出かけられないので、料理の腕を上げると意気込んでご飯を作ってくれたり、自分の運動がてら息子を散歩に連れて行ってくれたり。

私の日頃の不満を感じとって気を使ってくれてるのかもしれないけど、家事も育児も、全部じゃないにしても一部負担してもらうだけで全然ちがう。

子供を見てくれるだけでも大助かり。

こちらのペースが乱されてイラっとする時もあるけど(笑)、助かってる面の方が圧倒的に大きい。

側から見ても息子が喜んでいるのもよく分かるし。

オランダに来る前の半年間はワンオペ育児でヘトヘトだったので、余計にありがたく感じています。

好きなことができる時間が増えたのが何より嬉しいし、日中に話し相手ができたのも嬉しいです。

私もサポート頑張らなくては。

 

 

ヨーロッパのコロナとの闘いは長期戦になりそうで不安だし憂鬱ですが、家で家族と過ごす時間を充実させて、楽しく乗り切れたらいいな。