Tulip Diary

Tulip Diary

1児の母の取りとめもない日々の記録。オランダで暮らしていた時の日記も少々。

オランダの日常|オランダに染まる

雨予報が出ていたものの、今週はなんだかんだ晴れました。夜とか夕方にたまに降ったくらい。

 


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オランダのニュースサイトを見ていたら、今週のとある平日の夕暮れ時(と言っても22時とか)に、こんな綺麗な空がオランダで見られたというニュースが。

いろんな気象条件が重なって偶然見られる幻想的な空模様。次回いつ見られるかは予測できないんだとか。

私は残念ながら見逃してしまいました。全く気づかなかった。

息子を生んでから19時以降に外に出る事がほぼ無くなり、オランダに来てからも夜に外を歩いた事は一度しかありません。夏になって日の延びた今、夜に外を歩くのはとっても気持ちが良さそう。

空の青も夕暮れの赤も日本より少し鮮やかに感じます。日本と似ているようで微妙に違う空の色。もっと目に焼き付けたいなぁ。

 

 

さて、先週に引き続き土曜日はとっても気持ちのいい晴れ。

最近恒例になりつつある日本の家族とテレビ電話をした後、マーケットに出かけました。

天気のいい土曜日なので、午前中からマーケットは大盛況。特に何かを買う目的はなかったけど、久しぶりにフリッツを買ってみました。

フリッツは、フレンチフライのこと。

じゃがいも大国なので、フレンチフライがどこでも食べられるし、美味しいです。しかもマヨネーズをかけて食べるのがオランダ流。最初は驚きましたが、これが意外と悪くない。

でも今回は気分を変えて、ピーナツバターソースにしてみました。

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ちょっと甘辛くて、ピーナツ味噌を思い出させる味。これもかなり美味しかったです。相変わらずすごいボリュームなので、大人2人でも食べきるのに精一杯。ランチのお供に食べましたが、お腹パンパンになりました。

 

マーケットでは、お花も買いました。

5月の終わりは芍薬と蘭が主役でしたが、季節が変わり、今は紫陽花やひまわりが並ぶようになりました。

花屋さんがアレンジしたブーケと悩んだ結果、思い切ってひまわりを購入。2束で€6という、相変わらずお手頃な価格設定に負けました。

でも買ってみると、ひまわりが大きい!!

茎の細〜いタイプではなく、大地からどっしり伸びてるひまわり畑で見るようなタイプ。なので茎が太くて、2束(10本くらい)抱えるとまるで新生児を抱いてるかのような重さ(笑)

帰宅後、悪戦苦闘しながら茎を切り、小さい花瓶に無理やり生けました。

 

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倒れてこないか心配なくらい立派なひまわり。

部屋が明るくなる…を通り越してギラついてます。

あまりの生命力と力強さにゴッホのひまわりの絵を連想せずにはいられませんでした。

 

オランダは園芸業も盛んなので、カラフルで大きなブーケが気前のいい値段で手に入ります。

とにかく基本ビッグサイズなので、私が日本から持ってきた花瓶だと太刀打ちできなくて諦めることもあります。1年半の仮住まいだから買わないつもりでしたが、やっぱり大きい花瓶買おうかな…と大きなひまわりを前に心変わりし始めました。

 

こうして徐々にオランダに染まる自分にハッとする休日なのでした。

 

⦅おまけの1枚⦆

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近くの運河。日当たりがいい場所なので、水草が繁茂しすぎて、もはや水面を覆い尽くしています。