Tulip Diary

Tulip Diary

1児の母の取りとめもない日々の記録。オランダで暮らしていた時の日記も少々。

「余白」を愉しむ

先日のナポリタンランチを楽しんだ日、買い物も少し楽しんでから帰りました。

 

と言っても、本屋と文房具店、キッチン雑貨の店を少しだけ。

 

本屋では最近無性に読んでみたかった向田邦子さんの小説やエッセイを物色。父の詫び状と迷い、有名な『阿修羅のごとく』を購入してみました。

私にとっては初めての向田邦子作品です。


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テレビドラマの方が先で、文庫化はその後だそうで、会話も多く、とてもテンポよく読み進められています。

小説自体を読むのが久しぶりだったので、かなり楽しい。

今年は小説も色々読みたいな。

 

 

文房具店では、日記帳を。


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「余白」を愉しむという商品名だけあって、ほぼ真っ白。自由なスタイルで書き込めます。

せっかくなので、ペンもこだわって新しいものを買ってみました。

久々にじっくり眺める文房具屋はかなり楽しかったです。

 

今年は自分の目標や感じたことを、整理したり、振り返る時間をきちんと設けたいなと思ってます。

 

限られた30代という時間、世の中のうねり…

そういったものに考えを巡らせていたら、完全に流されて過ごすより、きちんと言語化して向き合った方が良い気がしてきたのです。

 

ブログを再開したのもそんな理由から。

 

 

…実際に書く内容はそんな高尚なものではないですが^_^;

可能な限り時間を作って続けてみたいなと思っています。

 


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そして最後に、春の明るい色合いに惹かれて衝動買いしたスイートピー

外の天気とはギャップがありますが、部屋が明るくなりました。

 

帰国してからはすっかり花のある生活から遠のいてしまいましたが、オランダの頃のように、またお花のある生活を少しずつ取り戻したい。

 

 

久々のカフェごはん

最近、ようやくつわりの終わりが見えてきました。

 

前回も今回も、吐くことはほとんどなかったですが、ニオイに敏感になり、色々しんどい場面が多かったです。

空腹も辛いので無理して食べるのですが、食後は気持ち悪くてずっと布団の中でうずくまっている生活でした。。。

 

食べることが好きなので苦痛でした…

 

そんな日々も幸いにも終わりを迎えられそうで心底ホッとしています。

まだふとした瞬間に、おえっとえずくことがありますが、食事を楽しめる回数が増えてきました。

 

健診の帰り道、どうしてもトマト味のパスタを食べたくなり、カフェに立ち寄りました。

 

思い描いてたトマトパスタはなかったけど、代わりにナポリタンを注文。

何の変哲もない普通のナポリタンですが、食べてる間は本当に嬉しくて嬉しくて…!めちゃくちゃ美味しかったです。

 

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飲み物も水しか飲めない生活だったので、ロイヤルミルクティーなんかも頼んじゃいました。f:id:tulipbouquet2020:20230112222616j:image

 

久々のひとり時間というのも相まって、至福のひとときとなりました。

 

 

2022年振り返りと2023年のこと

2022年もあっという間に終わり、2023年を迎えました。

去年は、日々の生活に奮闘していたら、ブログで頭の整理をする時間も作らないまま一年が終わってしまいました。

 

仕事のこと

帰国と同時に仕事に復帰し、仕事のある生活が当たり前になった日々。

お仕事はほどほどの忙しさですが、帰宅後は子供のお世話もあり、毎日バタバタと過ぎていきました。

 

復職と同時に異動になり、前任の方も玉突きで異動だったので、新しい仕事を覚えるのに少し四苦八苦したものの、

前の職場にあったような忙しさや難しさがなく、何だか物足りなさを感じてしまって、モチベーション維持に苦労した一年でした。

とはいえ、全く違うジャンルへの異動だったので、まずは基本を覚えることに集中し、

仕事に張り合いがないからといって、ここで腐ってはいけないと思い、できることには片っぱしから手を挙げて取り組んできたので、今年は去年よりも実りがある仕事生活にできそうです。

 

子供も小さいし、まだ今の会社で頑張ってみたいと思うことがあるので、転職は考えていません。できるほどのスキルがあるとも思えない…😅

 

それにこのタイミングで昇格試験を受けることになったので、もう少し今の仕事で頑張ってみるつもりです。

まずは年明け早々の試験を突破できるように頑張ります😇💦

 

英語学習のこと

オランダ時代からコツコツ続けてきた英語学習。

帰国後はオンライン英会話は諦め、日々のスキマ時間でPodcastの英語を聴くことだけは細々続けていましたが、必要に迫られなくなるとやはり衰える一方で…

2022年は一念発起して夏にTOEICを受けました。

 

集中して勉強できたのは直前の1ヶ月くらいでしたが、オランダ時代の積み上げが効いたのか、なんと自己最高記録の890点を取ることができました。

700点取れれば上出来…と見積もっていたので、私が一番結果に驚き。

オランダ時代の苦労が報われた気がしてとても嬉しかったです。

 

 

その後もまた英語学習は減速の一途をたどっているので、今年はまた一歩踏み込んで上達したい。

必要に迫られる状況じゃないからこそ、英語をいつでも思うように使えるように意識して過したいし、子どものおうち英語にも取り組んでるので、私自身のライフワークとしてコツコツ英語力向上を心がけていきたいと思っています。

 

子育てのこと

いま第二子を妊娠中。

息子も今年お兄ちゃんになります。

夏頃出産予定ですが、まずは無事に出産することを目標に半年間過ごしたいと思います。

 

今まで息子一人のことを考えて過ごしてきましたが、出産後は2人分、バランス取りながら考えて対応していかなくてはいけません。

二人育児は私にとって未知の世界ですが、どれくらい頑張れるかな…(^_^;)

育休中少しでもスキルアップになる勉強をしてみようかと思っていますが、果たして手は回るのか…?笑

 

それにしても、人生で二度目の妊娠。

子供は大好きだし、妊娠がわかったときも胎内での成長も喜びはひとしおですが、妊娠出産はなかなか慣れないです…(笑)

つわりも苦しいし、出産も前回なかなかしんどいものだったので正直憂鬱です…😅

 

唯一の救いは息子がかわいいねってお腹を撫でてくれること。

妊娠を打ち明けた時の反応が想像よりずっと大人びていて驚きました。

実際に生まれてきたらきっと本人にも葛藤が生じて大変かもしれませんが、それまでは、息子の優しさに癒やされながら憂鬱な気持ちをふっ飛ばしていこうと思います。

 

あまりまとまりがないですが、2023年も健康と家族仲を第一に、充実した一年にしたいです。

 

 

母の日

先日、母の日のブーケをもらいました。

 

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GW中は慌ただしくなるからと、連休初日に贈ってくれました。

息子が色を選んでくれたそうです。(紫だけ指定して、あとは店員さんが合わせてくれたようです。)

 

薄紫とピンク、グリーンの組合せは大好きなので、我が子が選んでくれたと思うと喜びも増します。

 

 

 

最近の我が子はというと…

帰国してから、おしゃべりがめきめき上達しています。

年齢のおかげもあるだろうけど、やっぱり日本語に囲まれて生活してることが大きな要因のようです。

 

今まで伝えたいことがたくさんあってもどかしかったんだろうな、と想像してしまうくらい、とにかく何でも言葉で伝えてくれます。

 

 

そして、意思疎通が取りやすくなってありがたい反面、ちょっとした言動の中に、私の悪影響を感じる時もあり、ハッとします😅

 

つい口うるさく注意してしまうことが多いのですが、注意されると息子がすごく怒るんです。

たしかに私自身も、試行錯誤したいタイプなので口出しされるのがすごく嫌い。子どもの頃から、母親に口出しされる度に衝突してきました…(笑)

 

今のわたしの中での課題は、必要以上に注意せず、もっと思う通りに挑戦させてあげること。

命に関わること以外は、もっともっと信用してあげなきゃ!と感じます。

 

言葉で意思疎通ができるようになった分、より強く意識しないと、口うるさい母ちゃんのまま成長できなさそうです。

まだまだ未熟な母だと痛感していますが、この花束の写真を見返して、これからも母親業頑張っていこうと思います。

 

 

 

オランダからの帰国準備|海外からの保活体験談②

また間が開いてしまいましたが、海外からの保活続きです。

 

まず、わが家の状況を再整理しておくと、こんな感じ。

1.日本に家なし

2.住民票なし

3.年度途中帰国

4.ひとりっ子なので兄弟加点なし

5.帰国後、半月で復帰(よって見学時間の確保は無理)

6.都内勤務なので、都内かその近郊の県に住みたい

 

良くも悪くも、家探しも保育園探しもゼロからのスタート。

良いように考えれば自由度の高い選択ができますが、本音は家と保育園のどちらから手をつけるべきか分からず、ちょっと頭をかかえました。

 

そんな中でとりあえず我が家が立てた方針は

  • 子育てしたいと思える場所かどうかで住む場所を選ぶ(=保育園の入りやすさは二の次)
  • まずは認証や無認可保育園を目指す。(必要であれば次の4月に認可園への転園を目指す)

です。

 

②住む場所を選ぶ

まずは郊外の住みたいエリアで見てみる

保育園の入りやすさを最優先にしないと決めたので、

子どもとの暮らしや通勤のしやすさ、お互いの家族との距離などを総合的に見て、住みたいと思えるエリアの候補を挙げてみるところから始めました。

 

オランダで住んでた場所は、いわゆる郊外の生活スタイルの町でした。

子どもと暮らすのに十分な広さの家、周囲に適度な自然と適度なショッピングエリア、そして納得のいく教育環境も整っていました。

少し足を延ばせば都市部に行けるのも便利で、本当によかったです。

 

そうした生活にとても満足していたので、日本でも似たような環境で、かつお互いの家族とも近い千葉方面の町を第一候補にあげました。

 

エリアが決まれば、次に部屋や保育園情報の収集に着手!

意気込んで情報取集をしましたが、意外な落とし穴が発覚しました。

 

 

それは、郊外の方が保育園探しが予想より大変だという事・・・

 

どうやら認可外保育園というのは、東京が特に充実していて、近隣の県ではまだそこまで数が多くないようなのです。

認可に入れようと思っても、年度途中では空きが少なく、立地のいい園はなおさら厳しそう。

(2021年当時の情報ですし、県によると思いますが、私たちの検討したエリアでは厳しそうでした。。。)

 

東京の方が待機児童問題が深刻だった分、対策も一歩進んでいるようで、認証園が増設されていたり、認可外(認証含む)に通う人への市区町村独自の補助金制度が他より整っていました。

つまり認可外(認証含む)メインで探そうとしていた私達にとっては、東京、とりわけ23区内の方が条件がマッチすることが分かりました。

 

作戦変更し、都内へ!保育園も並行して調査

ということで、私たちはここで方針転換し、都内で住む場所を探すことに決めました。

 

気を取り直して、都内で住みたい区の候補を2つリストアップ。

あまり候補を増やしてもブレてしまうと思い2つだけに絞りました。

都内の住みたい区に関しては、会社へのアクセスと子育てのしやすそうな環境が整ってるかの大きく2点で選びました。

 

そして、まずは第一志望の区の情報収集をし、望みが薄そうだったら第二志望の情報を調べることに。

 

次に第一志望の区の認可外保育園の空き状況を確認し、空きのある園を一覧化。

ここで、第一志望の区でもエリアによっては認証園の2歳児クラスに空きがそこそこあることが判明したので、第一志望の区に絞ることに決めました。

 

締切を設定して、夫婦で分担して各保育園の情報を収集。入れたいか入れたくないか等の各自でコメントを書き出し、最後にそれを参照しながら話し合い、保育園の希望順をざっくり決めました。

 

このとき同時に区の中でも住みたいエリアを、さらに絞りました。

区の中でも繁華街と住宅街などがありますし、会社へのアクセスの良さなども変わります。住むのに現実的かどうかもしっかり織り交ぜながら、保育園を選びました。

 

というわけで、結果的に、私たちは保育園と住む場所を並行して探すことになりました。

どちらかを先に決めてから順番に、と思っていましたが、大きな決定打がない限りは、両方見ながら選ぶ感じになるのかな…というのが、実際に経験してみての感想です。

 

そして、住みたいエリアと通わせたい保育園に目処が立ったところで、次はいよいよ家探し。

 

長くなったので次回に続きます!

 

 

お世話になった保育園を卒園しました

4月が始まりました。

 

我が家では、帰国してから約半年間お世話になった保育園の卒園と新しい保育園への入園がありました🌸

 

オランダからおそるおそる電話をかけて、入園の承諾を頂いてからもう8ヶ月。

 

小さな園でしたが、小規模だからこそ一人ひとりの子どもを見守る体制ができていて、息子の小さな変化も丁寧にフォローしていただきました。

 

帰国してすぐの頃は、息子が適応できるかどうかが心配事でしたが、小規模園のおかげもあり、一度も登園拒否や泣いてお迎えなどもなく、無事に最後まで通うことができました。

 

入園当初の息子はプラレール遊びばかりだったそうですが、クラスメイトの中にも次第に溶け込んでいき、家でもお友達の名前や園での様子などをたくさん話して聞かせてくれるようになりました。

年齢的な成長もあると思いますが、安心して楽しく過ごせる環境だったのだろうなと改めて感じます。

 

狭いスペースでも工夫を凝らしていろいろなことを体験させてくれたし、園庭がない分、しっかりお散歩に連れて行ってくれたので、体力もかなりついたと思います💪

 

ホームページの情報と電話口での園長先生の雰囲気だけを頼りに決めましたが、結果的に素敵な保育園に預けることができました。

 

先生との連絡帳も今となっては大事な思い出。

明日から書かなくなるのが寂しいくらい。

(手書きの連絡帳だったので、先生方も保育の合間に書いて負担大きいとは思いますが😅)

 

最後先生の目が少し赤くなっていて、思わずもらい泣きしそうになりました。

寂しいですが、出会えたことに感謝して、明日から心機一転頑張ろうと思います。


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オランダからの帰国準備|海外からの保活体験談①

気がつけば、はや3月。

帰国して半年が経ち、4月から認可保育園に転園が決まりました。

今通っているところは2歳児クラスまでなので、「ここで決まらないと色々面倒なことになる・・・」と、結果がでるまではドキドキでした。

 

結果通知は2月の頭に届き、第3希望の園に通うことに。

第1と第2の壁はやはり高かった・・・

3歳児クラスですら高得点争いで、ダメもとで申請しましたが、やっぱりダメでした^^;

でも実は、二次利用調整で第2希望の園に辞退者が出て空きが発生して、そんなこともあるのかぁと悔しい気持ちに笑

とはいえ、第3希望でも無事に入れただけでも御の字です🙏

 

 

比較的新しい園なので情報も少なく、コロナ禍でオンライン見学しかできてなかったのが不安要素でしたが、先日面談のために初めて園内に入れました。

4月から園長先生が代わるそうですが、園の雰囲気もちゃんとしてそうで安心できました。

 

さて、ちょうどいい機会なので帰国時の保活のことも記録しておこうかなと思います。

 

誰か同じ境遇の方の参考になればいいなという思いです。

 

海外からの保活 ~わが家の場合~

わが家は、保育園探しと並行して部屋探しもしています。

 

コロナの隔離措置と、家族みんなでオランダから帰りたい気持ちが強かったので、母子だけで先行帰国はせず、家族で帰国すると決めました。

そのため、家探しと保育園探しを同時に行う必要がありました。

 

持ち家(日本での住所)もない。先行帰国もしない。

そんな状況での保活です。

 

①保活のルールと状況を知る

わが家の場合、子どもが第一子なので、保活は今回が初めて。

全然入れなくて大変らしい…くらいしか認識なし。

 

ということで、まずはルールや現状を知るところからスタートしました。

 

本で学ぶ

とりあえずマニュアル本に頼りたいタイプなので、産後すぐにこんな本↓を購入。

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『保育園に入りたい!』

 

安易かつ直球なタイトル(笑)

 

でも、とてもよかったです。

保育園・こども園・幼稚園などの制度の説明、保育園選びで親の私たちはどんなことを大事にすればいいか、保育園に入れた後にどんな様子か、など…。

2019年版しか出てないようですが、保活にまつわること全般が分かりやすくまとまっていて、参考になりました。

 

個人的には、夫に理解してもらうのにとてもいい方法だったと感じてます。

 

行政のホームページだと、入園手続きしか分かりませんが、

この本によって「園選び」や「入園後の生活」に至るまで、意識を共有するのに一役買ってくれました。

 

ネットで情報収集

海外からの保活に関する情報は、主にネットから収集。

 

ただし、持ち家のある方や帰国後の住所が決まっている人、一時帰国や先行帰国ができた方の体験談が多くて、参考にできない部分もありました。。。

 

そんな中、ほぼ同じような境遇の方のブログを一つだけ見つけ、読みこみました。

戦略を練るのに本当に参考になり、先人の知恵の有難みを心の底から感じました。

 

保活コンサルに相談してみる

渡蘭前から、海外から保活することになるのは分かっていたので、保活コンサルに目をつけていました。

保活の戦略を練る他、代理での見学などもお願いできるそうです。

 

我々はとりあえず無料でお試しの相談をしました。

結局自分たちで何とかできそうだったので、お願いすることはありませんでしたが、国内にいたとしても頼もしいサービスだと思います。

 

長くなりそうなので、続きは次回に書こうと思います。