Tulip Diary

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1児の母の取りとめもない日々の記録。オランダで暮らしていた時の日記も少々。

オランダの乳幼児健診|新型コロナ騒動中に14ヶ月健診を受けた話

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オランダでは3/31(火)にロックダウンの延長が発表されました。

早い段階から長期戦の構えを示していたので、収束にはまだまだ時間がかかりそうです。

気合を入れて、引き続き大人しく過ごそうと思います。

 

さて、この新型コロナ騒動の真っ最中に息子の14ヶ月健診を受けました。

本当はもっと早くに受ける予定だったのですが、都合がつかず日程変更をしたらコロナ騒動ともろに被ってしまいました。

どうなることかと思いましたが、電話面談に切り替わり、無事に終えることができたので、時系列で振り返り。

 

お知らせが届く

2月の中旬にJGZという児童保健所から健診のお知らせと問診票が届きました。健診日の約3~4週間前には届くんだと思われます。

健診日と受診場所は先方からの指定。

地図で確認する限りは、最寄りの保健所のようでした。

当日は問診票と予防接種の履歴が必須と書かれていたので、問診票の記入と日本で受けた予防接種履歴を英訳して表にまとめておきました。

 

  • 問診票

子どもの名前、生年月日、前の住所、現在の住所と連絡先、最後に掛かった診療所、保護者のサイン

(最後に掛かった診療所は日本だったので、空欄にしました。)

 

  • 予防接種履歴

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こんな感じで、日本の母子手帳の予防接種ページを一覧表に打ち直して同封しました。ExcelがなくてもGoogleスプレッドシートでも作れます。

外国の方には和暦が絶対分かりにくいので、手書きでもいいから書き直した方が面談は楽になるはず。

 

ちなみに、この資料は当日持参する予定でしたが、電話面談に切り替わったので郵送しました。

返信用封筒が同封されていたので、切手不用で投函できます。

また、電話面談に切り替える連絡を受けたのが直前だったので、念のためメールにも添付して送っておきました。ホームページに掲載されている連絡先は州全体の問い合わせ窓口のようだったので、管轄の保健所に転送してくださいと一言添えて送ったら、翌朝すぐに転送してもらえました。

 

健診日の前日、急に電話が…

健診予定日の前日、夫がトイレ中に急に電話がかかってきて、今日の方がスケジュールに余裕があるからと言ってそのまま始まったそう。なんて自由なの!笑

私は息子のお昼寝の寝かしつけをしていたので途中参加。

 

聞かれたことはざっくりこんな感じ。

・住所や電話番号などの基本データ

・息子のアレルギーや持病などについて

・両親、親族に気になる疾患やアレルギーなどを持つ者はいるか

・初産かどうか

・分娩時や出産前後に何か異常はあったか

・経腟分娩か帝王切開

・母乳かミルクか

・母乳育児で何かトラブルはないか

・予防接種についての案内

・何か相談や質問はあるか

・My child fileというのに登録しておいて

 

30分もかからずに終了。あっという間でした。

息子の発達などについては、特に聞かれませんでした。

 

オランダでは、14~18か月頃におたふくかぜ(1回目)と髄膜炎の予防接種を受けるそうです。

息子は日本で既におたふくかぜの1回目を打っていたので、髄膜炎だけ打つ予定です。

タイミングが来たら案内が届くので待っていてと言われました。(この会話の時、先に送っておいた予防接種リストが役に立ちました。)

こんな状況ですが、予防接種は変わらず打てるようです。(集団接種は中止しているみたい)

 

予防接種部門

JGZの案内と同じくらいのタイミングで、国の予防接種部門(RIVM)からも書類が届きました。住民登録をしてから約2ヶ月後を目安に届くものなのだそうです。

日本での予防接種履歴があれば送ってくださいとのことだったので、健診用に作った英訳リストをそのままこちらにも送りました。あと、念のため母子手帳のコピーも。

保健所の担当者も面談後に予防接種情報を繋いだと言っていて重複してる気がしたのですが、とりあえず私がやるべき事は終えてるはずなので、後は待つのみです。

 

My child fileの登録

面談中にMy child fileという保健センターのマイページのようなものに登録するよう言われました。

内容的には、母子手帳のような感じ?

DigIDというIDを作成して、登録しました。BSNナンバーと紐つけて登録するんですが、このID、行政サービスや医療保険のマイページなんかでも個人の認証用に使えます。

オランダってこういうデジタル化が進んでいて助かる!

 

気づき
  • 12歳以上は自分でサイン

実は、問診票の最後の署名欄には、12~19歳の子どもが自分でサインする欄もありました。

同封されてた書面によると、保健センターに登録された子どもの健康情報は医療関係者へ共有されるそうで、問診票の最後の署名欄はそのことに同意する為のもののようなのですが、12歳以上の子どもの場合は子ども自身がサインしなくてはいけないそうなのです。

私が子供の頃は日本ではそんなことをした記憶がなかったので、これには少し驚きました。

 

  • 病院で使う英単語

息子のアレルギーや持病の確認は、一つずつ聞かれ、yes/noで答えていく形式だったのですが、病名の英単語が私も夫も知らないものばかりで少し大変でした。

知っていたのは喘息(asthma)くらい。

それ以外は一つ一つ具体的に説明してもらって何とか理解し、無事に回答できました。

 

今回は夫が受け答えしてくれたので乗り切れましたが、新型コロナの流行がなければ私一人で健診に連れて行く予定でした。単語とか下準備はしていくつもりだったけど、なかなか大変だったかもしれない…(汗)

それに万が一病院に行く時のことを考えると、身近な病名や症状などは英語で伝えられるようになっておかなければと強く感じました。

 

ここのところ新型コロナの件で毎日そわそわしてしまい、英語の勉強にも身が入らずサボり気味…

そろそろ再開しなければ。。。