Tulip Diary

Tulip Diary

1児の母の取りとめもない日々の記録。オランダで暮らしていた時の日記も少々。

オランダでお出かけ|デ・ハール城へ①

先日、デ・ハール城まで出かけてきました。

 

 

Kasteel de Haar (デ・ハール城)

デ・ハール城はユトレヒト郊外にあるお城。

お城といっても王様が住んでいたわけではなくて、貴族の住んでたお屋敷と言った方がイメージに近い気がします。

現在でもロスチャイルド家という一族が所有していて、使わない時は一般公開しているのだそうです。

 

最近まで全く知らなかったこのお城。

5月〜7月(特に6月)はお庭のバラが見頃になるようで、SNSでバラとお城の写真をよく見かけるようになり、その存在を知りました。

 

 

ただ、なかなか不便なところにあり、車がないとハードルが高い場所ではありますが…頑張って行く価値はあったと思います。

 

チケットは事前にオンラインで購入。

お庭だけか、お城の中の見学とセットにするか選べます。

ちなみにミュージアムカードが使えます◎

 

お城までの旅路

電車、バス、徒歩を組み合わせた長旅だったので、お城見学以上に印象に残りました。なので、ちょっと細かく記録してみます。

 

お出かけ当日はちょうど熱波が来る直前。カラッと晴れてるけど暑過ぎず、オランダにしては珍しいお出かけ日和でした。

 

電車で地元の駅を出発し、まずはVleuten(フレウテン)駅を目指します。

途中、Woerden という駅でsprinter(各停)に乗り換え。

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Woerdenからは一駅で着きました。

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ここは無人駅。

 

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駅舎はわりと新しくて綺麗ですが、駅とその周辺には小さな住宅街が広がるだけで、お店も見当たらず、平日昼間というのもあってとても静かでした。

 

ここからは127番のバスに乗ります。

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・・・まさかのマイクロバス(笑)

戸惑いながら近づくと、私たち以外にもう1組アジア人の親子がいて、ちょっと安心(笑)

 

このバスに乗って、駅前の小さな住宅街を抜け、のどかな田舎道を10分ほど走ると、デ・ハール城の手前の村まで到着します。

(毎週水曜日はお城の前まで停まるみたいなんですが、この日は走っていませんでした。コロナのせいなのか、8月だからなのか理由は分からずじまい。)

 

ちなみに公式サイトには、「Eikslaanというバス停だとお城から少し遠いからBrinkに停まった方がいい」と書いてましたが、Brinkからのルートは立ち入り禁止になっていました。

しかも実際に歩いてみると、Eikslaanからの道は分かりやすく、そこまで遠くなかったです。

 

窓枠がかわいらしい小さな村 Haarzuilens(ハールザイレンス)

着いた当初は公式サイトの言葉を信じ、Brinkからのルートで一旦突き進んだ私たち。

このルートは、お城の手前にある小さな村Haarzuilens の中を歩きます。

 

この村の特徴は、どのお家もデ・ハール城に敬意を表し、赤と白の窓枠で統一されていること。

↓こんな感じ。

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(実際に住んでる方がいるので気を遣ってイマイチなアングル…)

 

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小学校も。


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本当に小さな村ですが、統一感のある窓枠と手入れされたお庭がどの家もかわいらしく、ちょっと絵本の世界に迷い込んだような気分でした。

道を間違えてガッカリしてましたが、おかげでこの小さな村の風景を楽しむことができました。

 

村のレストランでランチ

ランチはそのまま村の中にある素敵な雰囲気のレストランで頂くことにしました。

 

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かわいらしい外観もさることながら、心地いいそよ風とキラキラした木漏れ日で居心地抜群のレストラン。

 

本日のおすすめスープを頼んでみました。

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マスタードのスープで、オランダの郷土料理なんだそうです。

 

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中にはサーモンも。

 

マスタードの酸味が良い仕事をしていて、想像以上に美味しかったです。サーモンとの相性も抜群。お供のパンも香ばしくておいしかった。

 

一つだけ欠点を挙げるとすれば、量が多く、味が単調なので、最後は少し飽きるかも…ということ^_^;(オランダ料理あるある)

濃い味大好きな夫は最後までうまいうまいと言って食べてましたが、私は終盤少々しんどかった…笑

 

ですが、思いがけず当たりのお店を引き当てて、大満足なランチとなりました。

 他にもおいしそうなメニューが沢山あるようなので、また観光に行くことがあれば、ぜひもう一度訪れたいレストランです。

 

goo.gl

 

 

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長くなったので、後半に続きます。